[食]有機農業

newmoonakiko2008-09-25

有機農業モデルタウンにはこの春、45団体が決定した。スタートにあたって、有機農業先進地が選ばれたわけだが、農村地帯における有機農業を核とした町づくりというのも、なかなか難しいのではないかと思う。しかし、ともかく慣行農業から有機農業への転換をはかるためには、地域での総合的な取り組みがなによりも大切なのだろう。

では、都市ではどうか?神奈川県は、田んぼや畑をつぶして大工場を誘致し、今や米の自給率は1%。大企業や量販店にきてもらうかだけを考えてきた小田原も同じだ。その結果、みかん山は荒れ果て、休耕地もいたるところに見られるようになった。

しかし、農村地帯と違うことは、大量の消費者が近くにいることである。安全な野菜が食べたいという市民がいて、安全な野菜づくりをする農家がいる。経済は地域内フェアトレードでいく。手が足りないなら,市民がかってでる。自給したい市民は自分で野菜をつくる。家庭菜園や農地の畦にも、花を植える。公園を有機農業のモデル基地にする。米だけで、自給率をあげるのは発想が貧弱。まずは、地域の自給率をあげることが本道と思う。

夢のような構想を現実にしたい。



発見!凄い辛子。