2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

[暮らし]沖縄のバスガイド

沖縄中部から南部に移動する。車中、沖縄の方言から始まり、歴史を語るバスガイドの静さん。思わず、メモをとってしまった。基地の実態について、それは見事な語り口。アメリカ本土と直接に結ぶ高度な作戦基地。その作戦にかかわる軍関係者と家族4万4000人、…

タイの農村

タイにEMが導入されて20年になる。タイ国王が提唱する「足るを知る経済」を進めるうえで、EMが多いに役立つていることは、私もこの2月にタイ東北部を旅して目の当たりにしてきた。今日沖縄でタイランドフェスタを取材。世界の経済に翻弄された農村の復興…

食品不安 安全と安心の境界

食をめぐる本は、たくさん出ているが、この本の著者・橋本直樹は、東大農学部農化学科卒業後、キリンビールの常務をつとめた農学博士。農薬が、戦後の食料増産に果たした役割、現在では、危険な農薬はほとんどなく、動物実験をしてすべて安全を認められたも…

赤福問題

赤福、好きなんですわ。名古屋に行っても、赤福を買ってきた。なのに店頭から姿を消すとは。別に食中毒を出したわけでもないから、いいじゃないのとも思うが、賞味期限にこだわれば、偽装には違いない。売れ残りを再包装した場合、−という記号をつけていたそ…

食べ過ぎる〜

山形の新米に切り替わって2日目。昔より、新米に対する思い入れが少なくなっているのも、飽食の時代にはしかたのないこともかもしれない。が、やはり、ご飯が一番としみじみと思う。昨日お昼に食べた399円のお弁当でさえ、新米の表示があって、「ほうほ…

小田原城下町ホールについて

神静民報は、小田原のローカル紙である。歴史もあり、それなりに地元に密着した新聞である。しかし、年々購読者は減っていることは確かだ。友達に新静民報を読んでいる人はいない。もちろん、我が家も読んでいない。なのに全戸配布無料配布、宣伝版とある。…

商工会議所会頭選挙

朝日新聞と日経新聞に掲載された商工会議所会頭選挙。商工会議所なんて、会館の場所を借りるぐらいで、まったく縁がないが、こう大きくニュースになると、興味が沸いてくる。60年ぶりの選挙だそうで、商工会議所はじまって以来だそうだ。慣例は、話し合い…

コンビニのおむすびに負ける

気まぐれにおむすびをむすぶ。農薬や化学肥料を使わないお米と塩素消毒や添加物の使われていない海苔。ミネラルたっぷりの塩。文句なく安全、安心、おいしいおむすび。「どう、食べない?」「どこの?」「どこのぉ〜?」「セブンイレブンのなら食べるよ」。 …

可愛いものが好き

タイに行った時のこと。最終日、おみやげを買うべく、タイシルクのお店に寄った。男性陣は、妻や女友達?のためにさっさと商品を選び、近くの屋台でいっぱいやりながら、買い物に熱心な女性軍を待っていた。だが、ひとり、「僕、こういう可愛いものとか、き…

アメリカ産大豆の納豆

昨年の統計によれば、納豆になる大豆の7割がアメリカ産だというから、売り場に並ぶ納豆が10コ種類あれば、そのうち7コがアメリカ産大豆を原材料にしていることになる。これは、主婦のカンだが、最近その割合が9割方になっている感じだ。国内産大豆を原…

農業と女性

昨夜のNHK食の特集を興味深く見た。あの番組は、生だったのかな?司会者は、農業保護へ誘導していたような感じがしたので、たぶん国の農政が変わる世論を作りたいという意図があったのだろう。今日の新聞を読むと自民が農政改革を見直しすることになったよう…

小田原の干物

小田原の街を歩くと、魚を干している魚屋さんに出会う。アジだったり、太刀魚だったり、その日地元で採れた魚を適当な数だけ、塩かみりん醤油につけたものだ。なにより、干物は天気。今日は、まさに干物日和。大きな工場は、天日干しというわけにはいかない…

秋深し隣は何を・・

小田原俳句協会報が送られてきた。西湘地域には、俳句の結社が30ぐらいあるようだ。じっくり、読むとなかなか興味深い。神奈川県笛まつり県知事賞なる1句 座れやと花野の石に呼ばれけり(芹沢徳光) この景の大きさ。さすがだ。 賢治の詩そらんじている案…

讃岐和三宝糖

疲れると甘いものが欲しくなる。の、ではなくて、甘いのもを食べるから疲れる。甘いものを制限するのは、タバコをやめるぐらい、いやそれ以上に大変かもしれない。東洋医学的にいうと甘いものは、冷えを呼び、欝の引き金にもなるという。先日、偶然にも同宿…

ナオミ・クライン

週半ばの休養日は宝物である。洗濯をして掃除機をかけて、横になって、積んどいた本を読む。ナオミ・クライン著「貧困と不正を生む資本主義を潰せ 企業によるグローバル化の悪を糾弾する人々の記録」。著者は、1970年生まれのコラムニスト。前作の「ブラ…

[食]ライスショック

2回にわたるNHKスペシャルのライスショック。1回目は、見ることが出来なかったが、昨夜はじっくりと見た。見ながら、ひとりの農民を思い浮かべて、胸がつまった。佐渡島の山間地域で、稲作、葡萄栽培を行う。獣医の免許を持ってはいるが、実家の農業を継い…

見事な畑

美しいとは思いませんか?これ大根の葉っぱです。農薬、化学肥料は一切使われていません。工場ででるお茶柄、コーヒーかすを有機堆肥にして、潅水時にはEMを使っています。それも、15年前から。自然農法の作物は、左右対象、見目麗しい。おいしくて、栄養価…

街の品格

神静民報というローカル紙に「駅前の活性化のためには、多少の変形ホールでも、ポートピア(競艇場外売り場)でも、なんでももってくるべきだ」という商連、駅前自治会の意見が記事になっていた。金になるなら、なんでもいい、早く言えば、「ばくちの街」で…

納豆、なっと、なっとう

スーパーに勢ぞろいした納豆、いずれも遺伝子組み換えでない大豆使用、国内産の表示だ。値段は,ピンからキリまで。昔ながらのワラにくるまれた納豆は、1種類しかない。当然、遺伝子組み換えではない国内産大豆100パーセント使用とある。でも、本当かな…

港で肉まん

街に金木犀の香りが漂っている。突然ですが、やはり秋は肉まん。それも中村屋の肉まん。早川を歩いていると、セブンイレブンにぶつかった。そうだ、肉まんを買おう。コンビ二の肉まんの皮はふんにゃりしていて、好みではないが、腹に背は変えられない。う、…

化学物質と暮らし

地域のフリーペーパー「ピース・カフェあしがら」24号目の編集を終えた。テーマは、化学物質と暮らし。テーマがテーマで、どうなるものかと冷や冷やしたが、意外にも書き手はたくさんいて、うれしい悲鳴だった。薬剤をはじめ、化学物質の多量な使用は、ア…

栗です

額田さんちの栗です。何から身を守るためにこんなに頑強に武装してるんでしょうか。でも、不思議に時が来ると「ぱかっと」口が開くのですよね。そうしないと、子孫が残せないと。ともかく、拾ってきたのをすぐ茹でると、これがまた甘くて・・・。何個でも食…

柿の実

鎌倉の街を歩いていたら、柿の木にぶつかった。庭の囲いの中にではなく、街路樹に混ざって、実をつけている。そぞろ歩きの人間がもぐのか、それとも、鳥が食べるのか。ともかく、秋だ。柿むく手母のごとくに柿をむく 西東三鬼柿食ふや遠くかなしき母の顔 石…

[食]稲刈りをする

秋晴れの1日、「あしがら農の会」額田さんの田んぼで稲刈りをする。2反弱の田んぼは、不耕起栽培。無農薬無化学肥料の自然農法に切り替えて3年目という。新参者は、当たり前のことながらバインダーは使わせてもらえない。1回だけ、カマで稲を刈った。サ…

小田原の有機農業

小田原には自給と市民交流との2本柱をかかげる「あしがら農の会」がある。私は、なみなみならぬ関心をいつも持ち続けてきた。おもしろそうだな。いつか、参加したい。その会と私も一員である地域のフリーペパーを発行する「ピース・カフェ」共催で「有機農法…

[食]食はいのちの移しかえ

朝8時に行きましたというのはウソですが、散歩がてらに行ってきましたよ。間中病院の箱根よりの道を入ると、ありました。最中の皮卸し製造会社「種秀」。「おてつけもなか」なるものは、最中の皮が10枚(お城の形の最中の皮1枚がおまけ)とパック入りの…

[食]マイブーム黒米

白米にほんの少量の黒米を入れて炊くと、桜色になる。食感は少し粘り気が出て、香ばしくなる。米粒は、筋肉質。しゃきっとしている。だからか、収量はお米の3分の1という。 中国では「縁起の良い出世米」で、歴代の皇帝が食べる貴重なお米だったらしい。滋…

[食]もみじ饅頭

広島のもみじ饅頭。甘いものなど珍しくもないのにたまたま食べた「もみじ饅頭」。文句なくおいしい。あんこ系のバリエーションの豊富さ。日本人に生まれてよかった。

[食]ホテルのお弁当

熱海のホテルに缶詰になっている。山があるためか、携帯が圏外になる。PCもないし、携帯も通じないし・・なんだか、離れ小島にいるようだ。久しぶりにホテルの食事を3食食べる。写真のところまで食べて、気がついたのだが、まるで陶器のように見えるお弁…

[暮らし]忘れたころにやってくる

地震がいつきてもおかしくないといわれている小田原。しかし、ついつい備えを忘れる。それを見越したような縦揺れの震度5の地震だった。もう1回、大きな余震がくると身構えていたのは私だけではあるまい。でも、さて、どうしようか?2階にいた方が安全な…