小田原城下町ホールについて

newmoonakiko2007-10-26

神静民報は、小田原のローカル紙である。歴史もあり、それなりに地元に密着した新聞である。しかし、年々購読者は減っていることは確かだ。友達に新静民報を読んでいる人はいない。もちろん、我が家も読んでいない。なのに全戸配布無料配布、宣伝版とある。中身は、「これが、城下町ホールだ!」ですってぇ。いよいよ、県の企業庁と協定を結び、着工という。市長の最大の誤解は、演劇を演じる舞台だけが劇場と思ってるところだ。きっちんとした劇場を造れば、多目的に使えるという原理原則をどうしても理解できないらしい。音響についても、非対称のホールで、よい音響を得られないというのが、常識である。なのに音響の優れたと言い切るのは、いかがのものか。こうした専門的なことは、第3者に判断してもらうのが一番よいが、そういった発想そのものが、ないのが不思議だ。読む人が読めば、矛盾に気がつくはずだ。
今日は、もう1紙ポストがお城どうり地区再開発についての広報記事を掲載した。これらの広報代金は、ただではない。みんな市税でまかなわれている。市民が意見広告を出すのは、市民の自腹である。この力関係をどう考えるか。マスコミは、公正な目でこの城下町ホールの問題を追って欲しい。が、広告料の魅力には負けるか。