2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

台所掃除

いよいよ今年も終わります。まばたきのような1年。私も皆様もお疲れ様でした。おせち料理を作りながら、水周りの掃除をしている。昔、合成洗剤を使っていた私は、食器を洗っても、ガス台の掃除をしても、ひどい手あれに悩んだものだ。今にして思えば、当たり…

[食]浅草ー山谷

本所吾妻橋のお墓参りを終えて、浅草寺まで歩いた。五重の塔・雷様・提灯・鳩の四つの型の人形焼を買って、上野まで歩く予定だったが、人形焼を食べたら気持ちが変わった。向島まで歩こう!墨田川を子どもの頃から年に1回は眺めているのだが、悪臭ただよって…

[食]ムソーのおせち料理

うそーと叫んでしまったプレゼント。自然食品店の老舗ムソーから届いたおせちセットです。材料は有機野菜、無添加ものですから、はやり色が沈んでいます。お重箱に詰めるとどんな感じになるでしょうか?楽しみ。これにお雑煮だけなら、ラクチンなのですが、…

事故米はなんだった

26日農林水産省の岡島正明官房長が辞任した。官房長は11月に事故米問題で懲戒処分を受け、政府の有識者会議の調査報告で「責任は最も重い」とされ先月の処分対象の25人中で減給2か月の懲戒処分を受けていた。事故米による責任を取ったと思われるが、石破茂農…

人権としての食 

先日、まったく農業とは関係のない会の主催者から農業の話を聞いた。岡山県で農業を営んでいられるとかで、挨拶の開口一番にこう話された。 今、世界貿易機構(WTO)農業交渉の会議で関税を8パーセントにするか6パーセントにするかでもめている。もし、6パ…

[暮らし]小田原城馬出門

小田原市教育委員会文化財課の諏訪間順さんから、「小田原城の調査と整備」についての話を聞いていなければ、なんで松を4本も切るのかと疑問に思ったかもしれない。大手門、馬出門、銅門、常盤木門を通って天守閣に至る。平塚方面から突き当たる場所に大手…

[暮らし]新型インフルエンザ

これ、「インフルエンザ・パンデミック」(新型インフルエンザウイルスがヒトの世界で広範かつ急速に、ヒトからヒトへと感染して広がり世界的に大流行している状態)対策用の高機能マスク。顔への密着度を高めるために鳥のクチバシ型になっている。不織布素…

[食]生姜つづき

生姜の輸入国の第1位は、もちろん、中国。残留農薬基準違反でもトップに君臨するのだそうだ。日本では、71年に使用禁止となっている殺虫剤BHCがたびたび検出されている。その上にポストハーベスト農薬が大量に用いられているのだそうで、生薬としてい…

[食]FD生姜

高知の無農薬生姜をフリーズドライ化してくれたのは、信州一味噌の宮坂醸造。だいたい、素人が何かアイデアを出したとしても、試食用すら作る手立ては少ない。少量の生姜をスライスと粉末状にFDしてくださるというではないか。こんないい話に乗らないわけ…

黒米入り餅

今日は、間違えないようにと。えー、これも「あしがら農の会」のなんくる農園製有機黒米とお餅3種。野菜の中にこういう加工品が入っていると、さらに豊かな気分になる。これが、消費者意識というやつかもしれない。3種のお餅は、白餅、黒米入り餅、それにう…

きたぞ〜

プチヴェールですよね。フランス語で「小さな緑」。高知の畑でたくさん見た。生で食べてもきた。大きな葉っぱの中に「小さな緑色の花」が隠れている。世界初の結球しない芽キャベツで、芽キャベツとケールの結婚で誕生したそう。あれ、また食べたいと思って…

雪帽子の白菜

11月、例年になく早い初雪で驚いている白菜。けなげだなぁと写した1枚。東北では、収穫した白菜を1度干して貯蔵するのだそうだ。白菜の漬物をつくる時も、1回干す。干した白菜を樽に漬け込む母の手が思い出される。どうも、この干すというのが、白菜をさ…

味噌集合

左から、我が家の自家製味噌。小田原産の有機米、有機大豆、EM蘇生海塩。次が、滋賀県高島市のマコさんお手製倍麹味噌。EM米、EM大豆、乙姫のお塩(丹後の海塩)。寝かせておいたのは、ボカシ倉庫の専用味噌棚だそう。レインボー味噌は、山形県長井市の…

Andrea Bocelli 

アンドレア・ボチェッリ。6歳からピアノを始め、12歳の時にサッカーでの事故で失明する。弁護士となるが歌手になる夢を捨てきれずにいた彼をルチアーノ・パバロッティとロック界の大御所ズッケロが見出して、1994年に歌手デビュー。いまや「神の声」と…

引き出物になるホウレンソウ

野菜の中で、子どもの頃食べていた味と今では違うと思う筆頭が、「ホウレンソウ」だ。毎日食卓にホウレンソウのおひたしが出て、子どもにとっては苦痛だった。ところが、今はその時のホウレンソウを懐かしく思い出す。写真は、山下一穂さんのホウレンソウ。…

大豆の話から

大豆の自給率は、確か5パーセント。もしも、大豆の輸入が止まれば、毎日の食卓にかかせない「醤油」も「味噌」も使えないという理屈だ。大豆栽培には面積が必要であり、機械化が難しいということは、自分で作ってみるとよくわかる。広い土地と安価な労働力…

ショートケーキのイチゴ

昔、昔サンタさんが、●家のショートケーキを持って我が家に来てくれたことがありました。当時(いつ?)は、うれしくてうれしくて4分の一食べた記憶がある。今思えば、あのイチゴは美味しくもなんともなかった。けれども、イチゴ農家にとっては、クリスマスは…

サーフィン野郎のマフィン

二宮町は、小高い丘と海の町。以前は、空気がよいということで療養地でもあったという。小用があって町を歩く。秦野二宮線71沿い正栄堂という和菓子やの隣、ほんの3畳ほどの細長い店が、「MUFFINMUFFIN」。その名の通り、マフィンの店だということはわか…

土佐のご馳走

高知に出張といっても、高知市内にいたのはほんの1時間ほど。「はりまや橋]を渡った時には、3日間運転をしてくれたMさんにお礼のつもりで、ペギー葉山の「南国土佐をあとにして」を一節歌ってあげたが、気持ちは通じたと思うが歌は通じなかった。今晩の夕…

メタボの陰謀

土佐自然塾の3期生、●さん。4月入塾からなんと2ヶ月で体重が16kgも減ったという。晴耕雨読、規則正しい生活、無農薬野菜たっぷりの食生活、激しい労働。メタボ対策に農作業が1番効果的だ。ところで、今年4月からスタートした「メタボ検診」。40〜7…

雲の上で野菜をつくる

高知県と徳島県との境、山また山の中にある大豊町。写真は、標高700メートルの荒地で農業を始めた元歯科技工士の間さんだ。「有機のがっこう・土佐自然塾」を卒業して、就農をめざし農地を探してここにたどり着いた。農業の現実も厳しいが、歯科技工士の…

ホウレンソウの茎に涙

高知龍馬空港から約1時間、土佐町にある「有機のがっこう 土佐自然塾」に行ってきた。今から3年前高知県とNPO「黒潮蘇生交流会」の官民協働で開校し、「有機農業で日本を再生する」という壮大な目標を掲げている。すでに1期生、2期生合わせて25人が卒業…

冬のトマト

トマトの旬は夏だけれども、こんなにみずみずしい冬のトマトもある。日本のハウス栽培の優秀さは世界に誇ってよいのだろう。このトマトは小売価格1Kg1500円。個数にして5個かな?この夏、取材させてもらった鎌倉市のトマト農家は、この冬、ハウス栽培…

ほったらかしレモン

「食品と暮らしの安全」(発行人 小若順一)が届いた。食については長年独自の調査を続け、警告を鳴らしていた小若さん率いるグループが推薦する商品を集めたのが通販カタログ「安全すたいる」だ。その表紙が片浦レモンだった。新登場 無農薬!美味しい!ほ…