サーフィン野郎のマフィン

newmoonakiko2008-12-08

二宮町は、小高い丘と海の町。以前は、空気がよいということで療養地でもあったという。小用があって町を歩く。秦野二宮線71沿い正栄堂という和菓子やの隣、ほんの3畳ほどの細長い店が、「MUFFINMUFFIN」。その名の通り、マフィンの店だということはわかているのだが、どうも、入りづらい。1回通り越して、「やっぱり、行ってみよ」と引き戻した。

鯛焼きならなんも緊張しないが、マフィンだと緊張するのはなぜか?そもそもマフィンとは何か?甘食とどう違うか?なんて聞けない。ケーキでもないパンでもない、小麦とさまざまな素材を組み合わせて、マフインパンという専用の型で焼く。素材にあったたんぱく質の小麦を組み合わせるんだそうだ。この店では、22種類のオリジナルマフィンがあり、なんと大根ベーコン、豆乳ひじきなどのおかずマフィンまである。さらに添加物、保存料なし。その日に焼いたものをその日に売る。

黒ゴマ、バナナ胡桃、チョコバナナ。3種を選んだところで「どうして、二宮なの?もしかして、サーフィン?」どうも図星だったようで、最近はお店が忙しくてサーフィンにいけないんだそうだ。作って売ってをひとりでまわしているのだから。自分の好きなことをするために暮らす場所を選んで、小さな商いをする。二宮の住民も、こわごわドアを開けたと思うが、4年目というのだからきっと地域に愛されているのだと思う。

ところで、1個ぐらい米粉マフィンはどうだろうね。