2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

オーガニックと150円さぬきうどん

秋を感じにデパートへ。相模大野の伊勢丹。デパ地下は、おいしそうなものばかり。体にいいとか悪いとかは頭からすっ飛ぶ。でも、買わないというか、買えないというか、どれを選んだらいいかわからなくなる。どうしちゃったんだろ、私。 で、車窓から稲刈りの…

有機JASバナナに首ったけ

我が家の常備食の有機バナナ。子どもの頃は、高価なせいか、あまり食べた記憶がない。高度成長と反比例して、バナナの価値は急降下。いつでも手に入り、値段も安くなった。味の方も・・。それにポストハーベストという輸入バナナの宿命を知ったら、あまり食…

さらば夏よ

今は食に季節限定というメニューは少ない。その例外が冷やし中華である。今年の夏もよく食べた。外食は、冷やし中華か冷やしたぬきそば。中華料理店と蕎麦屋をいったりきたりしていた。いわゆる今流行のラーメン店には冷やし中華はない。梅雨あけ近くになる…

美しいニッポンへの第一歩

安倍内閣が昨日発足した。衣食足りて礼節を知るという。まず、衣食の次にくるのが礼節なのだろう。戦後61年、国民の衣食は幸運なことに満たされてきた。満たされすぎて飽食にまでになった。で、次は礼節の登場である。言いかえれば、美の国家なのであろう…

[食]栗の甘煮

秋の味覚は限りない。本日は栗。栗のシーズンもあっいう間に終わり、まごまごしていると食べられない。先日頂戴ものの栗は蒸かして食べたが、今日は点心園ママの甘く煮た栗のデザートである。台湾には栗の木がなく、それとも食べる習慣がないのか、ともかく…

[食]アケビのおまけ

アケビを食べた記憶がないのだが、果物やさんの店先で、ふと目がとまってしまった。なんていう紫色や。果物にしては渋い、渋すぎる。最近、仲良しになったフルーツショップ(果物やさんよりいいかも)のお姉さんが、「昔は、ぱかっと開いたアケビを口に当て…

子猫殺し・坂東真砂子

18日日経新聞「プロムナード」に掲載された小説家坂東真砂子さんのエッセイが物議を呼んでいる。猫を愛するあまり、不妊手術をすることができず、生まれたきた子猫を殺すことで猫が増えるという現実を回避しているという。ここから、生というもの、いのち…

金木犀の咲く墓地で

我が家のお墓はJR高尾からバスで10分。多摩丘陵にある八王子霊園。小田原から往復4時間。確かに遠い。「もっと家の近くのお墓にしないと、君たち(家族)が来ないだろう。墓石も自分で探すぞ」というのが、生前の夫の口癖だった。お墓がすでにあるのだか…

手料理は人のために

病は静かに進行し、表に出た時は、いわゆる風邪だった。それから、深刻なうつ状態になり、検査したら、「進行性免疫不全」。難病に指定されている病で現在のところ、治療法が見つかっていないという。 久しぶりに会った友人の妻の話だ。私たちは、黙々とビー…

男の品定め

ポスト小泉、自民党総裁に安倍普三が選ばれたそうだ。3候補の政策のあれこれを言いたくないが、安倍氏51歳と聞くと、自分の世代の立居地を考えざるを得ない。国のリーダーが初めて歳下になった。しかし、日本の人口の4人にひとりは65歳以上なのだ。この国の…

[本]225,000人が泣いた本

帯に「25万部突破のベストセラー 読んだ人の9割が涙した!」とある。人生のどんな問題も解決する魔法のルール「鏡の法則」(野口嘉則著・総合法令)。30分で読める薄い本。で、帯通り、涙した。225,001人目? いじめられている子どもを持つ母親が…

[暮らし]怒った時には花を買おう

朝は確かに怒っていた。まぁ、私だって、へらへら笑って毎日を送っているわけではない。問題解決せぬまま時間になり、なんと熱海まで新幹線を使う。いつも、問題は突然の出会いがしらに起こる。何か法則でもあるのだろうか。じっくり話しあいたい。話し合い…

[食]経堂を歩く

久しぶりに小田急線の経堂駅に降り、幼馴染と街を歩く。のんびりした街だったのにいつしか、首都圏内になり、魚屋や八百屋は飲み屋やドコモやauショップに様変わりしている。ただ、ひとつ健在だったのが、創業80年檜造りの塩原湯。暖簾をくぐったら、友…

[食]続・天然酵母パン ポタジェララ

昨日今日、小田原城址公園で小田原産業祭りとえっさホイ踊りが開催されている。今日は、小田原地域の教室が出店したので、お手伝いに馳参じる。別に売るものはないから、プリントを子どもたちに体験してもらう。お祭りに「読み書き計算」でもないだろうと思う…

吉野家牛丼再開のニュース

うまい、やすい、はやい。これが何故いけないの?と言われてすぐに反論できない。我が家の息子たちも、学生時代には吉野家にお世話になったそうだ。40代でも、同じらしい。私は、吉野家の牛丼を食べ損ねた世代。よかった。 うまい、やすい、はやいには、必ず…

天然酵母パン発見ささやん再会

「最高においしい天然酵母のパンやさんに行きましょう」自然派の若いママに誘われて「ベーカリーカフェ ブラッサム&あつこさんの工房」に行く。と、そこにはササヤンこと笹山くんが。笹山くんは、2年ほど前、新しい市長を誕生させるべく、選挙戦を共にした…

六本木ヒルズで稲刈り

この写真、合成写真ではありません。東京のど真ん中、かの六本木ヒルズ前での田植え。なんだか、シュールですね。 田植えをしているのは、ヒルズに住んでいる人を中心にしたガーデンクラブの面々。後ろに山があると、農業しているという感じがあるが、後ろが…

間引きダイコン200円なりぃ

三浦ダイコンで有名な三浦のダイコン。なにか言い方ヘンかな?土の下でダイコンはこのぐらいの大きさなっているのか。間引く時、農家はどちらを残そうか迷わないのかしら。そんなことしてたら、大変かな。ダイコンは種を撒いたらあっという間に芽を出すらし…

[食]「みだぐなす」ジュース

ミステリアスな果実続きでいくが、今日は西洋梨・ラ・フランス。このラ・フランス、その名の通り、フランスから明治時代にやってきたそうだが、私の子どもの頃、あったっけ?戦後生まれですけれど。食べたのは、大人になってからのことだ。それも、室温で完…

秋暑、鳳仙花、無花果

先月お休みした句会。今月はなんとしてもでようと、頑張った。時間のやりくりも大変だが、句会に手ぶらではいけない。いくら初心者でもあっても、4句はなんとしても、ひねりださなくてはならない。今月の兼題は、秋暑と鳳仙花。鳳仙花を最近では見ない。昔は…

軍人恩給ってなんだ

以前から「軍人恩給」について興味があった。別に身近な人間が戦争で亡くなったわけでもないのだが。戦後60年以上たって、この軍人恩給を受けている人がいったい何人いるのだろうかと。毎日新聞によれば、今年度は旧軍人は25万3000人だそうだ。それを多いの…

上野千鶴子著「生き延びるための思想」

1970年代のウーマンリブの風に乗っていくはずだったのが、落とし穴にはまるような恋愛をして、一直線に母親になった。母親とフェミニズムほど、すわりの悪いものはない。男と同じようにとか、男並みとかそんな考えはまったく脳裏から消えた。 ただ、イラク収…

秋一番栗を食べる

中になにがつまっているのか、ほっこりした栗を頂く。教室を手伝ってくれているAさんが、大井松田まで栗拾いに行って来たそうだ。300円で拾い放題って、栗の農園ってあるの?寄自然林の中での栗拾いなのか。想像がつかない。蒸かして食べる。獲りたてのせい…

小田原ヤナギヤベーカリーの薄皮アンパン

今日は、一日中会議だった。ビルに入った時は陽が高かった。仕事を終えたら、ビルの上に煌々と月が昇っていた。1冊の雑誌が出来上がるまでは、実にさまざまな工程を踏まなくてはいけない。いよいよ、頭で考えていたものを紙面にする。忍耐強く、進まなくては…

豆腐が豆腐を呼ぶ

昨日は、教室が事務所になって会議。時間を惜しんで、お昼ごはんはおむすびと下田豆腐店のがんもと豆腐。揚げたてがんもに作りたて木綿豆腐。お醤油を少々たらしただけで食す。メンバー3人の意見はいつもあわないのだが、この時ばかりは「おいしい」と意見が…

ホリエモンのいいじゃん

ライブドア・堀江貴文の東京地裁の起訴状に粉飾を指示した言葉がある。「そんなにもうかちゃうの。そりゃーすごいね。・・・」「いいんだよ、強気、強気。ケイツネ(経常利益)50(億)の方がかっこいいじゃない。大台乗った感じでいいじゃん」とか。これを…

[食]ビールはビールで

JAが合併して、そのあおりで板橋出張所が閉鎖になった。地域に根付いたJAだったのに。学校の給食費の振り替えもすべて郵便局に変更されたそうだ。もうJA組合員以外、地域の人が利用することはないだろう。教室の会費もJAだったので郵便局に変更しな…

幸田弘子さんの語りで20歳に戻る

久しぶりに幸田さんの、詩と樋口一葉「十三夜」の朗読を聞いた。プログラムには詩とあるだけで、何の詩を読まれるのかわからなかったが、中原中也と宮沢賢治だった。私としては、いっきに青春時代にフィードバックだ。たったの2年間だったが、小林秀雄、大…

お酒屋さんの苦境

私の暮らす街には2軒のお酒屋さん(おさかやさん)がある。1軒は、主人がお世話になった酒屋で、ここのおかみさんとは大の仲良しだった。酒の銘柄をとやかくいう酒飲みの客はいいような悪いような、という感じもあったかもしれないが、亡くなったと報告した…

[教育]涼しいのに暑い

9月1日は普通なら新学期だが、2学期制が導入された小田原ではまだ1学期が終わっていない。そういえば、子どもたちは、通知表をもらっていない。子どもたちにとっては、通知表など気になるのはその時だけで、後は完全に忘れている。 「通知表、どうだった?」…