教育

勇気づけセミナーステップ

アドラー心理学を基礎におく勇気づけセミナーを行って6年目。月1回子育て中の女性たちが集まる。スタートの時は、まだ幼児だった子どもが、すでに小学校の高学年になっている。最初は、東京から講師にきてもらいセミナーを開いた。その後は、自分たちでテキ…

新・小田原市教育委員長

このことは、あまり話題になっていないが、私が一番注目していることは小田原市教育委員長に和田重宏さんが就任したことだ。和田さんは、NPO法人子どもと生活文化協会(CLCA)会長で、不登校の子どもたちの自立支援のためのはじめ塾の元塾長でもある。生活に重…

学校間格差

全国学力テストの結果は、昨年と同様、トップは秋田、続いて福井、富山だ。平均正答率の都道府県間格差は最大の中学数学Aで22.5ポイント、最小の中学国語Aで10.8ポイント。昨年よりも格差が拡大しているという。基礎でこれだけ格差があるのは確かに…

許容するということ

某団体の名簿の肩書きにフリーライター?と書かれて、お笑いした。?と書くなら、何も書かないで欲しいよ。なら、先生?主婦?女?みんな?だ。で、今日は先生だった私は、10人のお母さんと面談した。深刻な問題でも些細な問題でも共に考えていこう、学校…

ああ、母の愛

教室で偉そうに面談をしている。母の子への愛をひしひしと感じる。子どもは、子ども自身の夢を叶えて欲しい。どの母親もそれだけを祈る。それゆえ、子どもの未来の全責任を負う。みんな、いっぱいいっぱい真面目にお母さんをしているのだ。このわけのわから…

親子で歌う

3世代で歌うコーラスグループ「ハミングバード」。その構想のきっかけとなったのは、鎌倉市のジュニア合唱団「なぎさ道」の舞台を聞いたことにある。この合唱団は、最初は子どもだけだったが、付き添いのお母さんたちが加わって、今では母親の腕に抱かれた…

三つ子の魂百まで

まったく貧乏暇なしとはよくいったもの。忙しい1週間が終わった。今日は、ハミングバードに参加して、歌う。大きな声を出すのは、ストレス解消に実によい。最年少は3歳児の女の子。ママが、音大出ということもあるが、入会した時から童謡が好き。まだまわ…

ゆとり教育

ゆとり教育をあげて学習削減するなどした現行学習要領で学んだ高校3年生の学力テストの結果が発表された。それによると、学力の改善がみられ、勉強は大事だという意識も向上したという。結構なことと思うが、文部科学省は困惑している。なぜかというと、詰め…

桜咲く

地域の小中学校の入学式は、来月5日。今年は、満開の桜の下での入学式になるだろう。開花情報が流れた翌日から寒さが戻ったせいで、ほどよい花の咲き方である。息子は、今夜花見に繰り出しているが、夜桜見物には肌寒い陽気だ。 教室で、子どもたちと久々に…

おそらのはてはあるの?

読み聞かせの会。月に1回なのにすぐにやってくる。今日は、メインにお願いしているお母さんが欠席なので、先生=私が、がんばる。ひさしぶりに絵本を読む。読み聞かせといっても、奥が深いが、最近のお母さんは、とても上手。どなたも、感情豊かに読んでくれ…

教育基本法をなぜ今変えなくてはいけない

日本国憲法に基づいて作られた教育基本法の改訂が、今日参院特別委員会で可決された。昨夜、ラジオでこの教育基本法に対するタウンミーテングのやらせ問題の内実を聞いた。「家庭の役割を明確にしたこの法律は素晴らしい」と言う意見を参加者に発言させた。…

教育基本法改正強行採決って何だ?

教育の現場には様々な問題があるということは、いまや誰でも理解できる。だから、教育基本法を改正する?なぜ?むしろ、教育基本法の精神に戻ろうというのはわかる。毎日新聞に「教育基本法改正案のポイント」と5つ簡単にまとめられている。 ●伝統と文化を…

ホリエモンのいいじゃん

ライブドア・堀江貴文の東京地裁の起訴状に粉飾を指示した言葉がある。「そんなにもうかちゃうの。そりゃーすごいね。・・・」「いいんだよ、強気、強気。ケイツネ(経常利益)50(億)の方がかっこいいじゃない。大台乗った感じでいいじゃん」とか。これを…

夏休みがやってきた

今日から夏休み。明日から学校に行かなくてもいい!子どもたちはリラックス。教室にもなんとなく穏やかな空気が流れる。休み中、私は朝から晩まで教室にいることになる。超スケジュールとなるが、夏休みは子どもと近くになれて好きだ。毎日毎日、親も子も時…

星に願いを

もうすぐ七夕。例年、裏庭から切ってきた小ぶりの笹に短冊をつるす。道行く人たちが、子どもたちの短冊を読んで、にやりと笑う。子どもたちのお願いは、3つ。1つ、欲しいもの。手に入れたいもの。ゲーム、子犬などなど。妹というものある。2つ、勉強がで…

イライラとぐしゃぐしゃ

午前中は雨の中を浜松町まで行って一仕事。とって返して教室である。イライラ先生とぐしゃぐしゃ生徒の組み合わせ。最悪だったが、奇妙な臨場感があった。 まず、鉛筆と消しゴムを持ってこない子どもに「なにしに来たの?」いやみだねぇ。「道具を持ってこな…

日本語を日本語で訳す

始めは算数だけだったのに国語も、英語も教えることになった。と、いっても自学自習。手取り足取り教えなくてもよいように教材ができている。まぁ、だから私ごとき能力であっても、なんとか教室が運営できているのだろう。学生の頃の得意科目を振り返ってみ…

脳が退化している?

第25回公文障害児指導研究大会に参加してきた。障害のある子に知的教育は不要という「常識」を払拭して、「どの子も伸びる可能性を秘め、知的教育が将来の自立のために重要である」という価値観に変革するーというのが、研究会のミッションである。私にとっ…