2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

[暮らし]選挙総括

まず、やりたい放題いいたい放題の自民党に対する批判票が、民主党勝利に向かわせたというのは間違いない。これで、ある程度の歯止めにはなるのだろう。参議院はお荷物という意見もあるが、波乱の世には2院制も役立つ。さて、民主党の選挙公報を見て笑った…

[暮らし]小田実死す

宇井純さんに続いて、小田実さんが亡くなった。享年75歳。1965年に「ベトナムに平和を!市民連合」(べ平連)を結成、代表をつとめ、以後、反戦の立場を貫いた行動作家。ベストセラーとなった旅行記「何でも見てやろう」。私がこの本を読んだのは、高…

[映画]筆子・その愛〜天使のピアノ〜

ただでさえ、泣き虫なので、初めから最後まで泣きました。長崎県大村藩士の娘に生まれ、津田梅子らと留学を果たした才媛で、2人のわが子も障害児という運命にもめげず、知的障害児の自立と教育にささげた石井筆子の生涯を描いた映画。山田火砂子監督の話を…

[暮らし]とにかく投票を

以下は、私が言ったわけではない。ニュースキャスター筑紫哲也が、ニュース23の多事多論で話したそうだ。 この18年間、選挙のたびに投票日直前に私は同じことを言い続けてきました。「とにかく投票に行きましょう」 ほとんどの場合、ニュースキャスター…

[暮らし]おいおい

24日午前、教室で仕事中にグラリと地震がきた。しかし、そこは地震慣れした?神奈川西部住民だ。震度3程度であったことはわかる。また、来たら、机の下にもぐるように子どもたちに伝えて、それから地震はおこらなかった。ところが、気象庁は「震度6弱の…

[食]食べ物は自己責任か

肉の変わりに段ボールを入れた肉まんとか、オーストラリア産牛肉を国内産と偽って給食に卸したとか、食に関する偽造、疑惑は後をたたない。食にかかわる人たちの言い分は、「安いものを欲しがる消費者が悪い」と、責任の矛先を消費者に向けている。人間の平…

[食]スイカで分数

雨が降ってもいいが、最後の仕上げにはお日様がどうしても必要だ、とスイカ栽培農家の鈴木誠さんが話していた。鈴木さんを悩ませたのは、スイカ畑に降った1日300ミリという驚異的な雨だった。韓国の視察団のみなさんにお土産にと、畑のスイカを所望した…

[食]ようやく晴れた日の餃子

五臓六腑を日に当てたいと思うほどの天気。今日のおかずは、キムチ入りの餃子。春雨を入れるのがポイント。食べ盛りの子どもたちがいた時は、軽く50個は作っていた。ビール片手に餃子を作る夫。私は、もっぱら焼く係。どちらが難しいかと言えば、それは焼…

[食]タイ米

米パニックは、平成5年のこと。お米が不作で、緊急輸入してしのいだ経験で得たもの。米がないというのは心理不安を呼び起こす。この国には備蓄米がない。アメリカ産のお米がある。タイ米、これけっこういける。いってみたら、日本の米以外にも米があること…

[食]ドラゴンフルーツ

タイの知人からのプレゼント、ドラゴンフルーツです。あんまり、日本人には馴染みのないフルーツだが、私は数年前沖縄で知った。それも、無農薬栽培のドラゴンフルーツだった。これ、サボテン科に属し、ピタヤと呼ばれるている多肉植物。原産は南メキシコ、…

[食]アスパラのがんもどき

忙しい1週間が過ぎて、とにかく一息。驚異的な雨で、身体が冷え冷えしている。2日前には、すざましい下痢に襲われた。で、1日1食にし、本日は完全復帰。ご飯を炊く。おかずは、下田豆腐店の「アスパラがんも」とキャベツと干しえびの炒め物です。キャベツ…

[暮らし]柏崎原発、明日はわが身

以前、某建設会社の友人に原発の耐震について、しつっこく質問して嫌われた。聞いてはいけない質問だったのだ。そして、パンドラの箱があいた。まず、ラジオで放射能を含む水が海に流れたというニュースがあり、その翌日「環境に影響がない程度」と政府発表…

三崎のまぐろ

日本でも有数のまぐろ水揚げ高を誇る三崎港。昨日のお昼は、「紀の代」という結構有名な食堂だった。まぐろ漬丼1,000円。日本人とまぐろは、抜き差しならぬ仲だ。世界の水揚げ高の4割を胃袋の中に入れているという。最近は、魚も産地表示義務がついてきたが…

三浦のかぼちゃ

始発の電車に乗って横須賀の先まで行って来た。大韓キリスト教長老会のメンバー10人が、三浦半島での有機農家を視察。EMを活用する3軒の農家を訪問した。韓国のキリスト教会の40代から50代の牧師さんたち。1980年代、国の軍事化に反対し、民主化運動の急先…

有機JASバナナ

2回目の登場だと思うが、本日のバナナは、メキシコ産有機栽培バナナ。輸入の時、普通は薬品で燻蒸されるのであるが、これは無燻蒸で、植物防疫検査に合格している。一緒に食べた友人が、「おいしい」と声をあげた。たんなるバナナにですよ。皆まずいバナナ…

銭湯とコーヒー牛乳

子どもの頃、銭湯に行った記憶はないのだが、なぜか銭湯とコーヒー牛乳はセットとなっている。台風の雨の中を銭湯に行くという体験をした。430円。閑散としている。当たり前だ、台風だもの。富士山の絵はないが、薬草の湯や電気の湯、ジャグジー風呂もあ…

ルーが違う

やはりカレーの味は、ルーで決まる。添加物の少ないルーで煮込むと、初めは物足りない。が・・・やみつきになる。ラッキョウも無添加。

紅しょうが

お盆に台風襲来。雨足が強くなってきた。ちらし寿司。着色料なしの紅生姜で品よく。

ああ、母の愛

教室で偉そうに面談をしている。母の子への愛をひしひしと感じる。子どもは、子ども自身の夢を叶えて欲しい。どの母親もそれだけを祈る。それゆえ、子どもの未来の全責任を負う。みんな、いっぱいいっぱい真面目にお母さんをしているのだ。このわけのわから…

歩いて歩いて

雨の中をわざわざ駅まで2往復した私は、今日は珍しく暇だったというべきだろう。信号の向こうに様変わりした友人を見つけて本当にびっくりした。痩せたのだ、すご〜く。2年前だろうか、中年太りを嘆く彼女にえらそうに「歩け、歩け」を薦めたのは私だ。姿…

モロコシだよ!

おいおい、生でトウモロコシを食べるのかい?「甘くておいしいですよ」とMくん。実は、このトウモロコシ、モーツアルトの曲を聴かせた水で栽培されている。最近、すっかり音楽栽培にはまってしまった横須賀市の嘉山進さんの畑で採れたものだ。そこで、さっそ…

酢が特定農薬?

有機農家を訪ねて、「さぁ、酢も農薬って、どう思う?」って聞かれて、その意味がはじめ理解できなかった。私たちが食べている食酢の話だ。食酢は、殺菌効果があるので、薄めて作物に撒く話はよく聞いていた。「食酢が農薬なら、寿司屋はどうなるの」とか、…

残留農薬違反

輸入食品の残留農薬規制を強化した「ポジティブリスト」制度ができて1年。新制度では、「使用していい農薬」だけを決め、それ以外は原則認めない方式。約800種以上の物質ごとに残留基準が設けられた。そのために1年前よりも8倍の違反がでたという。日…

*[食]練り歯磨きと練りカラシ 地方に行くと、その土地の納豆を買ってくる。小田原のスーパーにはない納豆があって面白い。新潟では、味付大力納豆、山形では山形県産の地大豆納豆。納豆は、ゆでた大豆を藁でくるむと、そこに納豆菌が働いて、大豆が発酵する…

七夕

子どもたちが短冊に願いを書く。今年の傑作は、「勉強しない生活になりますように」だって。「大人になって困らないように」っていうのも、ある。すごいブラックユーモア。この教室の先生の顔を見たい。・・・・私だけど。トホホ。 仕事のモデルになってくれ…

えんどう豆のスープ

小田原城下町大使阿藤快さん。城下町ホールができた暁には、舞台でスポットライトを浴びたいと書いたのは、どうも小田原市の作文だったようだ。さらに小沢市長は、東京で阿藤氏と和解したと議会で述べたが、これも虚偽、いや市長の思い違いだったようだ。今…

死んだ木

小出郷文化会館から、車で30分。山古志村に入る。あの震災から、3年近くがたつ。地震発生の後、私の友人がふたり、ボランティアで救援にかけつけた。その時は、道路が遮断されて山古志に入れなかったという。ふたりとも、神戸震災の時にもボランティアをし…

文化創造

はるばる新潟県魚沼市小出郷文化会館の館長に会いにいく。というのも、小田原の市民会館の立替問題を考えているなかで、小出郷文化会館の住民参加はすばらしいという話を聞いた。小出も小田原と同じにビジョンのない建設計画に始まり、それに気がついた住民…

給食の食材から変える

昨日の古川市(合併で大崎市になったそうだ)は、小雨模様。私が伺った時には、ぼつりぽつりと雨が降ってきたところだった。急いでジャガイモを掘り出す佐々木さんちのおばあちゃんとお嫁さん。「まだ、粒は小さいけれど、学校が持ってきてと言ってる」。ほこ…

農村の豊かさ

仙台から古川へ北上。2軒の農家を訪問する。おふたりともに70代、食糧難を体験し、現在は専業農家だが、定年まではそれぞれ、勤めに出られていた。今は自然農法を実践し、国の農業政策に真正面から異議を申し立てている。今回のインタビューは、有機農法…