モロコシだよ！

おいおい、生でトウモロコシを食べるのかい？「甘くておいしいですよ」とMくん。実は、このトウモロコシ、モーツアルトの曲を聴かせた水で栽培されている。最近、すっかり音楽栽培にはまってしまった横須賀市の嘉山進さんの畑で採れたものだ。そこで、さっそく嘉山さんに電話を入れ、「なんて曲聞かせたの？」と聞いたら、びしっと言われました。「俺は百姓だから、曲がモーツアルトの何番だってことなんか、関係ねぇ。知らん」だって。まぁ、話を総合すると、横須賀市が、モーツアルト誕生百周年のコンサートをこれまた横須賀市出身の宮川久美さんというピアニストを呼んで開催したらしい。そのとき、農家も参加しようということで、嘉山さんも・・この辺りは不明。ここで、宮川さんと出会って、水にモーツアルトの曲を聴かせ、作物を栽培するとどうなるんべ、っていう話になったらしい。種まきの水に使うのだから、種を起こす曲がいいということで、朝の曲５曲が入ってるCDが選ばれたという。そして、見事なトウモロコシが出現。今、引く手あまたで、すでに完売状態だそうだ。ちなみに品種は、ゴールドラッシュ。
嘉山さんは、横須賀有機農法研究会のメンバーで、化学肥料はいっさい使っていない。今、有機農業推進法にのっとり、有機農業を行う技術を集大成しようという動きがある。現在の有機農法の手法は、昔のくさい堆肥を使うなどというのではない。農水省では、音楽農法など、どう評価すのだろう？波動でしか説明できないもの。医学界は、音楽療法だけは絶対認めないそうだが。