2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

[暮らし]針仕事その2

2時間で仕上げた巻きスカート。これ私の父が小田原の老舗料亭「春日」から結婚のお祝いに頂いた品だそうだ。少し、しみがあるが、そのままでも着れる。しかし、どう考えても、孫である息子たちが着るとは思えない。いずれ、処分しなくてはと思っていたが、…

針仕事

古布ブームも一段落したらしい。価値のある着物地は、もう市場に出ていないと聞く。しかし、まだまだタンスの肥やしになっているのではないかと思うが、なにせ着物一山何千円の世界だ。着物地が好きな友人は、古着市で気に入った着物を買い、それをほどいて…

小田原お城めぐり

「いつも小田原はお祭りじゃないの?」と友人たちによく言われる。イベントに合わせて案内を出しているのだから、まぁ、そうなるのだけれども。今日は、9時から完成した馬出門の開門式。約2年、4億円のお金はかかっているが、江戸時代末期の小田原がまたく…

小田原有機の里づくり協議会スタート

有機農業の現場を多少なりとも取材している私としては、自分が生活している地域での有機農業に無関心ではいられなかった。今日、MOA自然農法、あしがら農の会、ジョイファーム、報徳農場など、小田原を中心に自然農法や有機農業、あるいはそれを目指す農業を…

警戒警報

北朝鮮ミサイル迎撃で政府が破壊措置命令を発令した。 この命令は、弾道ミサイルの一部が日本に落下した場合に迎撃できるよう防衛相が事前に発令するもの。命令を受けた自衛隊は、弾道ミサイル対処能力を備えたイージス艦2隻を日本海に配置させる。秋田県と…

キャベツダイエット

森公美子という歌手が、ダイエットに挑戦しているそうだ。久しぶりにテレビで彼女を見たが、体つきがそんなに変わらなかったので、ダイエットはあきらめたのかと思ったら、続行中だったのだ。そのモリクミが昨日テレビでキャベツダイエットを紹介。その日の…

尊徳の墓

二宮尊徳の生家は、小田原市富水にある。でも、尊徳のお墓は小田原にはなく、栃木県日光市の如来寺境内にある。幕府の命令でを今市を中心とする日光神領内の荒廃した農村を復興するために小田原を後にしたのだ。その4年後の1856年(安政3年)10月20日に尊徳…

向い合わせの墓

息子の名前に林太郎とつけた友人がいる。その子、見事に今時珍しい文学青年に育ち、小説修業にあけくれ、親を悩ませている。親の責任だと思うが、親となると複雑なんだと。森林太郎は、小説家森鴎外の本名。三鷹市の禅林寺にお墓がある。ここは、太宰治の墓…

第九の演奏会

なにかをみんなで一緒に創り出していくことは本当にステキだ。ある声楽家一家の末息子。彼だけは声楽の道に進まなかった。なぜと聞いたら、「一人で歌うのより、みんなで歌うのが好きだから」と答えてくれた。一人で歌うことの好きな人、みんなで歌うのが好…

太宰治文学サロン

今日は文句なしのお墓参り日和。少し早起きして高尾まで行ってきた。「まだ、咲かないわよ。待っててね」といっているような桜を道行く人は、見上げている。あと、1週間たてば、桜の方でも待ちきれないだろう。満開、満開。目に浮かぶようだ。ああ、早く咲か…

遅れてます!小田原議会

昨日は、小田原議会が新しい一歩を踏む出す日ではないかと大いに期待していたが、残念ながらそうとはならなかった。 「議員個人の議決結果の公開を求める」陳情の審議が議会運営委員で行われたのだが、3対2で票決では通ったものの、結果は「審議継続」となっ…

たまご

「卵と壁」とは、エルサレム賞授賞式での記念講演で村上春樹さんが使った比喩だ。壁はシステム、卵は生命まるごとといった意味で、自分は頑強な壁にならず、いつもどこでも壁があれば、卵側につく、といった意味かな。昔なら、民衆の立場にたつというのだが…

木蓮

春のお彼岸。今年は。20日が春分の日だ。この日は真西に沈む太陽に西方極楽浄土を願う。 戒名は真砂女でよろし紫木蓮 鈴木真砂女今、桜の露払いのごとく、木蓮が咲き始めた。真砂女の詠む紫木蓮はあまり見かけないが、白木蓮は町のあちこちに見ることが出来…

城のある町で

花湧かす古城を据ゑて町古き 飯田九一飯田九一は、横浜市出身の日本画家であり、俳人・俳画家でもある。また、俳諧関係の収集家としても有名だそうで、ことに芭蕉、其角、蕪村等の短冊のコレクションは、専門家のあいだでも、質の高さを認めらているという。…

ミネラル補給

今治市で買った「えひめぎょれん」が販売している「健康ふりかけ」。かたくちいわし、黒いりごま、黒すりごま、昆布、あおさ、砂糖、藻塩、醸造酢でできている。当たり前ながら、食品添加物や化学調味料は使われていない。ミネラルの中心的な役割をもつ、カ…

ミネラルと愛

今日は、松下政経塾の元塾頭・上甲晃さんが主宰する青年塾・志ネットワーク主催の箱根会議に参加してきた。。この日の「日本、この手で何とかする!」実践報告者のテーマは農と食らしく、ゲストスピーカーは、「農業と台所の架け橋」農家菅野芳秀さん、「食…

ノスタルジア

宮迫さんのことを考えていたら、アートスペース繭から谷川晃一さんの新作展の案内が届いた。タイトルは、静物・船・ノスタルジア。春になったら開く個展には 静物画のような船を描こうかな あ、いいね。船のような静物もね。 だったら灯台のある岬まで 船を…

学校実習農園直販所

鯉渕学園直営の直販所には、有機JAS認定、認定はとっていないが有機栽培のものが並んでいる。学園産、卒業生産、卒業生の親産などの表示がある。お米、野菜、米粉パン、学園で飼育している牛の加工品、ソーセージや焼き豚・・・。学園の周辺には、たくさんの…

たんぽぽ

茨城県水戸市の鯉淵学園農業栄養専門学校の農園のあぜ道に見つけた一輪のたんぽぽ。鯉淵学園は、食材の生産現場である農と食卓までを見据えて農業を学ぶことができる全国でも珍しい専門学校。今年度から、2年制の食農環境科(有機農業コース・アグリビジネス…

花と小鳥と

プランターの花がどんどん咲いている。植物のセンサーは狂いがない。日差しは春なのだろう。咲いたら、適当な頃合をみて摘んでいくと、これがまたどんどん蕾をつける。手をかけてあげると、いのちが惜しみなくひらく。小鳥のさえずりもにぎやかになってきた…

[食]農家が焼いたお煎餅

今治で出会った農家から、名刺代わりのお煎餅を頂く。原材料に自分のお米を使うケースは多々あるだろうが、この方、潰れた米果工場から機械を譲ってもらったらしい。原料の生産から製造まで、自分でやってしまう。事故米お煎餅なんてありえない!のだ。問題…

抗生物質の使用量

きわむ元気塾塾長の横川さんは、すかいらーく最高経営責任者で、有機農業推進法の制定にも尽力した人物。その横川さんが、講演の中でこんな数字を読みあげた。日本で使用されている抗生物質の量は、全部で1700t。うち人間の医療に使われる量は500t…

80歳

「傘寿(さんじゅ)」数え年80歳を迎えられた大先輩のパーティ。バースディケーキは桜の花びらをかたどってステキ!この方のエンルギーに触れるたびにゆるんだネジを撒きなおす。信仰に基づく高い志と一直線の正義感。ますます可愛く華やぐ女性としての魅力…

循環健康法

久しぶりに本屋で2冊の本を買った。1冊は、米原万理さんの対談集。・それに、広瀬立成さんの70歳物理学者の「循環健康法」だ。広瀬さんは、早稲田大学理工総合研究センター教授で1938年生まれ。物理学者の目で代替療法を試み、ひとつの法則を見出す。それが…

いのちを支える

4月から小田原市立病院に待望の「救命救急センター」がオープンする。今までは、車で40分以上かかる伊勢原市にある東海大学医学部付属病院に搬送されていた。救急車の中で状態が急変する人も多かったかと思う。神奈川県内には、12ヶ所の救命救急センタ…

ごっくん馬路村

ゆずで村おこしをした高知県馬路村。人口1000人の村になんと3万人が訪れるという。この村の96%は森林で、昔は営林署で栄えた村だ。安い建材の輸入によって林業は衰退。村は存亡の危機に。そこでどうにかしなきゃと立ち上がったのが、農協職員の東谷望史さん…

愛媛ポンジュース

昔、お米やさんに売っていたポンジュース。愛媛のみかん、まじめなジュースですがキャッチコピーで、真面目に飲んでいた。当時(いつかな?)いまみたいにたくさんのジュースはなかったので、本当においしく感じられたものである。米離れと一緒にポンジュー…

[食]フランドン農学校の尾崎さん

「農を変えたい!全国大会in今治」。農をめぐる局面がかわりつつあるのではと思わせるものだった。まず、有機農業の担い手が、50代、40代に世代変わりしていることだ。パシリテーター役は団塊の世代の尻尾という年代。たとえば、司会をつとめた尾崎零…

[暮らし]お城のある街

今治城は江戸の初めに城づくりの名人藤堂高虎によって作られた。しかし、高虎が今で言う転勤のため丹波亀山に赴任したため、このお城の天守閣も一緒に行ってしまったという。長い間幻の城だったのだが、昭和55年今治市市制60周年を記念して今治城が再築され…

[食]地消地産スーパー

全国でも珍しい「食と農のまちづくり条例」を持つ愛媛県今治市で「第4回農を変えたい!全国集会in今治」が28日に開かれ、取材に行ってきた。大会前に今治市にある「さいさいきて屋」を視察。JAおちいまばりの直売所だが、日本最大規模年商20億。大き…