2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

水道水に解熱鎮痛剤?

「食品と暮らしの安全」(発行人:小若順一)が送られてきた。毒ギョーザ事件の解説も興味深かったが、それよりも「医療現場からの報告・水道水に医薬品残留」という記事はショック。ここまで、きたのか。世も末だ。生体内や環境の中でまったく分解されない…

三皿園のはっさく

小田原は、みかんの産地であり、今の季節、路地のあちこちに無人みかん販売所が姿を現す。しかし、無農薬で栽培しているのは、わずかだ。今日、愛媛県今治市の三皿園のはっさくを頂く。バーン、有機JAS認定のはっさくである。5Kgで2,650円だから、そん…

西欧の食育

フランスの子どもに、「あんた、何でパン食べる?」と聞いたら、「だって、フランスには麦畑があるもの」と答えるんだそうです。翻って日本の子どもはどうでしょう。実はどこの国でも、子どもは窓から見える風景と結び付いた食教育をしっかり受けるんです。 …

地球温暖化対策推進法

国産小麦の食パンを食べることは、エアコンの温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができるそうだ。輸入する食べものはたくさんのエネルギーを使って運ばれてくる。 「フードマイレージ」は、輸送量×輸送距離。距離が少なければ、当然ながら二酸化炭素の排出…

「米の作りすぎは、もったいない!」

毎日新聞によれば、東北農政局が作った「米の作りすぎは、もったいない!」「米の過剰作付けは、資源のムダづかい」というポスターに対し、地元の農家が「一生懸命米作りをしている農家の誇りを逆なでしている」と激しく反発。東北6県の農家約6000戸で…

菜の花畑で

秋のお米の収穫が終わったと同時に種つけされて、春の花の後に緑肥として土にかえる菜の花。南足柄市にある千田さんの菜の花畑で遊ぶ。摘んだ菜の花をその場で茹でて食べる。野菜不足か、小さな子どもたちと競い合って。はじめは、けげんそうな顔つきで口に…

おかしな国に生まれて

「六ヶ所村ラプソディ」を200人近い人が見た。私たちがとるべき答えは、ひとつ。今すぐ電気使用量を減らし、原子力発電を中止する。これ以外に子供たちに地球の資源を残す道はない。現在、総電力量の1/4が原子力というから、どんなことをしてでも3/4に減…

未来は子供たちのもの

http://jp.youtube.com/watch?v=XjlUyVnDGIA&feature=related 1992年ブラジルで開催された環境サミットでの12歳の少女の演説。彼女も今28歳になる。私の身辺でも、農的な生活に入るのはこの世代だ。彼らの必然を知る思いがする。明日、小田原マロニエで…

マシュマロ

会議の日は3時のおやつ持参だ。出張のお土産だったり、自分の食べたいものが並ぶ。本日は、マシュマロを配る同僚。「なんで、マシュマロなの?」「食べたかったのよ」。「どこで買ったの?いわくがあるの?」とあくまで突っ込む私。以下、Kさんの話。このマ…

いやな感じ

みんなで外食してもいい話は少ない。ことに何かを食べながら、気持ちの悪い食の話をするのはいい気分ではない。でも、実際食べているので、食べ物の話になってしまう。「ニラ饅頭も」「炙り鯖も」。鯖寿しが好物の私は、京都で棒寿しをたらふく食べた。中国…

マクロビオティック

気になっていたナチュラルカフェ NOOP−NOOP。小田原には珍しいマクロビオティックのお店だ。西口3分。路地を入ったところなので、目立たないが、花に囲まれたなかなかおしゃれなお店である。2階には明るい会議室もあり、小さなイベントもできる。 ランチメ…

奈良東大寺の松

東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)。十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)を本尊とし、「天下泰平(てんかたいへい)」「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」「万民快楽(ばんみんけらく)」などを願って祈りを捧げ、人々に代わって懺悔(さんげ…

[食]窓から見える作物で育つ

小雪舞う京都。昨日今日、国立京都国際会館で第13回自然農法・EM技術交流会が開かれた。2日間で、全国各地から延べ1500人が参加。昨日は農業と環境・家庭菜園の2分科会が開かれ、それぞれの経験と知恵を分かち合った。テーマは「自然から学ぶ生き方を求めて…

森のたまご

関係者以外立ち入り禁止の場所というのは、あまりいい場所ではない。特別、排除、秘密、危険だ。無菌状態で栽培する農場というのがあって、畑が関係者以外立ち入り禁止らしい。温室ならわかるけれど。ゲージ飼いの養鶏場も関係者以外立ち入り禁止区域だ。ゲ…

[食]海老で鯛を釣る

今日は、バレンタインデー。女性から愛を告白してもいい日なんだそうだ。日本では、チョコの日になってしまって、チョコ不感症ならぬ愛不感症状況。しかし、昔、子供が中学生だった頃は、十分この日を楽しませてもらった。彼らは、女の子にもらったチョコは…

もったいない!

餃子事件で、手作りブームとか。冷凍食品が売れなくなるのは理解できるし、ファミレスチェーン店が不況になるのもわかる。しかし、横浜中華街が閑散としているのは過剰反応ではないか。安いという理由で中国から野菜を輸入して、国内産のオーガニックの野菜…

こんなのいらない!

ゼロウェスト宣言の最終目的は、企業の3R(廃棄物の発生抑制(リデュースReduce)、再使用(リユースReuse)、再生利用(リサイクルRecycle))の取組みを実現させることだ。もっともだ。不要なものを作ってくれるお陰で、どれだけ消費者が困っているか。例…

上勝町の松岡夏子さん

あしがら総研主催の「小田原再生フォーラム」に行く。毎回多彩なゲストで、大いに刺激を受けた。今回は最終回で、テーマは「ゴミを活かす地域のしくみ」。生ゴミで町と村をつなぐレインボープランの立案者である山形県長井市の菅野芳秀さんと日本で初の「ゴ…

自然卵ブリン

月2回玉子を送ってもらっている山形県長井市の菅野芳秀さんが教室にきた。食の安全といいながら、どう動物たちが飼育されているか、無関心なのはおかしくない?EUではすでにゲージ飼いは禁止。しかし、日本では、山の奥の窓のない(ウィンドレス)狭い部屋…

菜こんたんの金目茶漬け

「人ヨク菜根ヲ咬ミエバ、即チ百事成スベシ」。(最近、よく噛んでないなぁ).これ、中国の明時代に書かれた随筆「菜根譚」の一説である。食べ物の話だが、人生の話でもある。ちなみに「菜根」とは粗末な食事のことだ。確かに苦しい境遇に耐えたものだけが大事…

[暮らし]43歳加藤けんいち

なぜか写真撮影現場に出くわした。4年前のこの人の顔写真を覚えていられる方がいるかな?39歳加藤けんいち。幕末の志士風、青臭いと言えば青臭い。政治は顔じゃない!と、最大限つっぱって実はそれが弱さの裏返し。よくぞ、現職に6000票差までつめたもの…

[食]校庭の大根

丸々育った大根。おでんにしたらおいしそうだ。そういえば、昨日は鎌倉にある創作大根料理店「福来鳥」に行き、今日は平塚市豊田小学校の校庭で大根を撮影する。まるで大根にとりつかれているようだ。昨日は、大根スープがガン患者を救った話を聞き、今日は…

[食]ハウスで有機農業

今日も忙しかった。みぞれの鎌倉で取材だ。小泉農園は、藤沢市と横浜市に隣接する城廻にある。代々農家を営む小泉章さんは、農業暦20年の40歳。十分に若い。もっと若い頃、喘息やアトピーに苦しんだ。とくに農薬を撒くと体調は最悪になった。たまたま、知人…

[食]熱海のお魚

息が出来ないほど忙しいと数年前までは言っていたが、最近では息たえだえで仕事をこなしている。大丈夫だろうか?本当に息が出来なくなったら・・まずいね。でも、忙中閑あり。息子と一緒に熱海のMOA美術館を訪ねる。今、展示中の「乾山の芸術と光琳」。…

[食]黒米ののし餅

こんなお餅を食べたら百人力。なんだもかかってこい!って感じではないか。先日、あしがら農の会の集配所にお邪魔してきた。その時に発見した1枚の黒米ののし餅。こんなの見たことないが、注文品だそうで売ってはもらえない。畑でできた野菜を農家が持ち寄り…

[暮らし]駅前開発

小田原駅東口駐車場の8割は元国鉄用地で市に払い下げられた土地だ。いわば、市民の財産なのであるが、ここに高層タワーを建築する計画が浮上。市民の反対にあって頓挫した。現在進行中の計画は、地上31m地下2階の駐車場、シッピングセンター、ホテル、コ…

[食]小田原の魚市場

これは昨日の話。朝寝坊の私が、5時に起きて見学した小田原魚市場。小田原の魚といえば、アジとブリだ。私の子供のころ、まぁ、おおざっぱに50年前の小田原は、豊漁に沸いていた。ブリ御殿があったともいう。営林局勤めの父は、晩年は某木製品工場勤めとなり…

[食]味噌の容器

仕込んだ味噌を家に持って帰ってきたものの、さてどの容器に仕込もうか。なるべく、小分けにせず、大量にこしらえた方がいいという話。さて、困った。容量にして10リットルかな。プラスチックより陶製、あるいは樽がいいという。Sさん情報によると漬物用…