[暮らし]駅前開発

newmoonakiko2008-02-03

小田原駅東口駐車場の8割は元国鉄用地で市に払い下げられた土地だ。いわば、市民の財産なのであるが、ここに高層タワーを建築する計画が浮上。市民の反対にあって頓挫した。現在進行中の計画は、地上31m地下2階の駐車場、シッピングセンター、ホテル、コンベンションセンターの複合商業施設である。用地が売却されたのが、1984年。24年の歳月の間、さまざまなコンサルタントに委託しては実のらず、その費用は補助金交付金ふくめて膨大な金額になる。

そして、今、およそ1haの土地が年額7,600万円という破格の安値で1企業に貸し付けられる。この計画で小田原駅周辺の商店街が潤うはずもない。壊滅状態になることは、誰の目にも明らかだ。住民の福祉に反する計画ではないだろうか。まず、この計画そのものを白紙にして、市民会館をはじめ、小田原に必要な箱物の洗い出しを行うことも大事だ。コンペへの参加は自由だ。小田原のコンサルタント会社、設計事務所、小田原人の英知を集めて計画立案だってできる。あなたまかせで、後で泣いても遅いのだ。まずは、ストップ!といったところで、行政には届かない。しかたがないので、行政訴訟を市民が起こした。これで、小澤市政は、城下町ホールについで2つの裁判をかかえたことになる。不幸といわずして何と言おう。

写真のあかね番茶。最近、飲んでいるお茶。新芽を8月まで摘まずに太陽を十分浴びたお茶だ。昔ながらの鉄鍋で煮て、天日干ししたもの。農薬、化学肥料を使っていない。これ、小田原で販売している店はないのだが、農業まつりで、発見。見知らぬおじさんが、ひとりで売っていた。他人とは思えなかったが、声はかけませんでした。