2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

[暮らし]科学者

福島市内にいたのは丸1日。いつもと変わらない駅前。小さな子どもとそのお母さん2組がマスクをしていた。私もマスクをするべきか迷う。ふくしま未来塾スバルというブログを書いている女性に会って話を聞いた。彼女、たまたま取材した梨農家のお連れあい。し…

[食]原因と結果

小田原といえば、ブリ。昔、私が子どものころ、父は木工の仕事の関係で東京から毎日小田原に通っていた。魚市場の社長さんは親友で、だからか時折り、ブリ1本抱えて帰って来た。小田原のブリ。ブリの小田原。ことに寒ブリは子ども心に最高のご馳走だった。な…

[食]福島

まさかこのような中で「までいの力」の発刊になろうとは とまえがきで福島県飯舘村菅野典雄村長が書いているが、読むほうも、まさかこんな中で「までいの力」を手にするとはという想いだ。誇り高く自立自給の村づくりを進めてきた飯舘村。福島第一原発から40…

[暮らし]野呂さん

昔、「ウルトラの母の会」を結成したことがある。子どもたちが成長して解散したけれども。野呂美加さんの話を聞くと、この人、ウルトラマンの母だなと思う。人間の価値を決めるものは正義と愛だけではないか?自ら無力と知りつつ次から次へとやることができ…

[暮らし]政治にリアリティを

福島みずほの市民の政治スクールin神奈川で、内閣府参与・震災ボランティア連携室長の湯浅誠さんの話を聞く。テーマは、「震災と貧困」。湯浅さん曰く、被災地の貧困は震災で生まれたものではなく、すでにその地域にあった問題なのだ。今被災地で起きてい…

[暮らし]なでしこジャパン

「我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、意識してきた。 我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になる。…

[暮らし]グル

「あんたち、グルだったのね。」って言ったことある? ある。だいたい、女子中学生のころの話ですね。大人になると誰が敵で誰が味方かあまり考えなくなるのは、大方長いものにはまかれろという知恵なのかもしれない。か、あまりにも複雑で国のいうこと、学校…

[暮らし]革命

欧州放射線リスク委員会(ECRR)科学事務局長クリス・バズビー博士のお話を聞く。日本政府が避難区域などの指標とする国際放射線防護委員会(ICRP)。福島などで問題になった平常時の被ばく線量は「1ミリシーベルト」は、このICRPの勧告レベルだ…

[暮らし]小田原電力

『原発社会からの離、脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて』宮台真司、飯田哲也共著の中で、飯田氏が「市長に呼ばれてアドバイサーになると職員が一応お伺いをたてに来るという感じ。そういう自治体はこちらからごめんこうむる」といった趣旨の発言があっ…

[食]りんご

これ、石けんではない。4等分に切った王林。東京駅で売っていると評判になったりんごかどうかわからないが、初めてお目にかかった。氷温とかでひんやりしてなかなかのお味。りんごは皮を剥くのがめんどうという人に「これで、どうだ」って完成した商品なんだ…

矛盾

東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理は12日の会見で、夏の電力需給に関連し「その日の電力の需給状況で余力がある場合、西日本の電力会社から融通の要請があれば、余力の範囲で要望に応えたい」と述べたという。節電おばさんのところに今日も社長が…

子どもを救え!

http://fpaj.jp/news/archives/4651 原発事故から4ヶ月、全国の子どもたちを放射能被害から守るために「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」を立ち上げるべく、キックオフミーティングが開催された。福島のお母さんたちの報告、その周辺に暮らすお…

[暮らし]矛盾のない農園

今日は梅雨明け。鎌倉市の小泉さんのハウス畑に気持ちのよい風が吹く。なんだか、ぺちゃぺちゃしゃべくっていたトマトたちが、私が入ったら黙ってしまった。ごめん。昨年からEM活性液を土壌に思い切り播いたという小泉さん。5年前初めて会ったころに較べた…

[食]熊さんラーメン

青森県八戸市にある製麺工場の熊さんラーメン。直営店をふくめ全国700店舗にラーメンなどを供給する全国シェア第1位の製麺会社だ。3月11日の地震で製造ラインがストップしたが、従業員はすべて無事。工場の復旧、直営店の再開、被災地への支援など、3月1…

[俳句]震災俳句

朝日俳壇で緊急募集した震災の俳句。 ものの芽の天地裂くとも萌え出でよ 斉藤哲哉 生きていて生きているだけで燕来る 飯田操 春の海津波の牙に変りけり 横田貞子 避難所の春の暖炉の明かりかな 浜崎素粒子 ファンロンバイEU大統領の俳句 嵐去り後に残るは…

自然を信じる

福島の子どもたちの尿から放射性物質が検出された。子どもだけ食べないわけにはいけないのだから内部被爆は当然なことだ。でも、このニュースを聞いたときにもし無検出だったら内部被爆はないということですまされてしまったのではないかと思う。人間にとっ…

[暮らし]これは聞くべし

NPO「チェルノブイリへのかけはし」代表の野呂美加さんの講演会が、横浜西公会堂であった。野呂さんと会うのは、何年ぶりだろう?福島原発事故後、20年に渡るチェルノブイリの子どもたちへの支援活動の中で知りえた情報を全国のお母さんたちに伝えている。こ…