自然を信じる

福島の子どもたちの尿から放射性物質が検出された。子どもだけ食べないわけにはいけないのだから内部被爆は当然なことだ。でも、このニュースを聞いたときにもし無検出だったら内部被爆はないということですまされてしまったのではないかと思う。人間にとって必要のないものを排出する能力が私たち、ことに子どもには備わっているということ。自然の力をおおいに発揮させてこの時代を生ききらなくてはいけない。

免疫力をあげる子育てとは、まさに自然流子育て。大地だってかならず復活してくる。夏休みは、福島から離れる。少しでも汚染の少ないところに転地。福島のお母さんたちの思いから全国ネットワークが12日に誕生する。
野呂さん、怒ってる。しかし、怒りこそパワー。
http://www.kakehashi.or.jp/?p=3673

ところで、5日ふくしま集団疎開裁判の第1回公判が開かれた。年間1マイクロシーベルトという文科省が定めた被曝基準をすでに越えている福島の学校に通っている子どもたちをすぐに疎開させたいという福島のお母さんたちの願いに応えると同時に、本当の放射線被曝の真実を世に訴えようと動き出した弁護士がいるのも希望だ。遺伝子組み換え問題にも深く関わる柳原敏夫弁護士もそのひとり。自然と人間を信じること。政治家は信じられないのだけれども。市民の時代とはこういうことだったのね。