2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

これの原料は?

「一人これを呑めば一家病無く、一家これを呑めば一里病無し」。そうだ、これを飲もう!さて、これはどこに売っているか?答えは、薬局です。このところ、まったくご無沙汰の薬局に行く。「これ買う人少なくなったでしょ」「そう、これを知ってる老人が少な…

暮れの街

浅草、赤門福厳禅寺。お墓参りにたずねたら、久しぶりに会った住職に「お母さんが来たかと思った」と言われる。母は墓の下。私は、幽霊か。この寺の界隈、隅々まで掃き清められた路地、新年を待つひとときの静寂が好きだ。 浅草寺まで足を伸ばす時間がなく、…

[食]小田原の銘菓

小田急が月1回発行している生活情報誌「CUE」。今月号は、小田急沿線2008いろはがるた。「いろは」にちなんで、各駅の名物が書いてある。我が、故郷・経堂は、な、なんと「甘ぼう」。確かに子供の頃からあった地元の和菓子やさんだ。そこの鯛焼き。…

[暮らし]がんは怖くないか

乳がんの手術をした友人が、ひょこり顔を出してくれた。抗がん剤治療を終えて,2ケ月になるのか。「がんなんかに負けない。よいことはなんでもやる」そういう気迫に満ちていた。まず、よく歩いていた。ニンジンジュースを毎朝飲んでいた。玄米菜食に切り替え…

[食]干し柿

渋柿を乾燥させるとなぜ渋が抜けるか?乾燥機にかけて渋が抜けるか?抜けないらしい。自然界のどういうしくみで、渋が抜けるのか?渋が抜けて、元の柿よりも栄養価が高くなる。お日様の力、微生物の力、たいしたものだ。 「柿が赤くなると、医者が青くなる」…

菩提樹

小田原にオープンした自然派レストラン「菩提樹」。野菜を十分に食べられると、若い家族に人気である。今日、初めて行ってきた。さすがに野菜サラダなどのメニューは豊富で、悪くない。が、素材がどんなものか疑問だ。しかし、そう難しいことはいわずとも、…

[食]クリスマスケーキ

サンタのおじさんが、クリスマスケーキを持って現れたことがある。サンタさんは、酔っ払っていたので、ケーキの箱を揺らす。ケーキが、壊れちゃうと心配したものだ。サンタの衣装を脱ぐと、私のいとこだった。なあんだ、あんたかぁ。叔母である私の母は、い…

アンチエイジング

アンチエイジングとは、加齢に抗う、早い話、ふけたくない!という女の感情問題。日に日に皺が増えていく、そんな顔を見たくない!老化も酸化なのだから、酸化しない生活をすればよいのだろうが、生きている限り、ストレスは絶えない。抗加齢の方法としては…

[暮らし]脱宗教と霊感商法

21世紀は、宗教の時代とも言われているが、実は、既成宗教の信仰者人口は減っている。世界人口の7人に1人がカソリックらしいが、この数も年々減少しているという。アメリカでは、「ニューエイジに関するキリスト教的考察」という本も出版されて、日本で…

[暮らし]カレンダーその2

和菓子や菜の花のカレンダー。こちらも頂戴した。菜の花は何屋か?そういう野暮なことを主張しないのが、昨今のカレンダーなのである。昔は、店舗や企業の名前入りカレンダーが、今の季節になれば、10冊やそこやどこの家にも集まったものだ。景気の冷え込…

[暮らし]カレンダーその1

来年は、ものごとが始まる子年である。干支というのは農業に利用する季節の動きを表わす文字を使って作られたらしい。子丑寅・・・という漢字は地面から芽が出て葉が伸びていく…といった様子を順に表わしているのだという。その文字に一つずつ動物を当てはめ…

自然から学ぶ 生き方暮らし方

12月1日農文協から出版された、できたてホヤホヤの本だ。私は原稿の時に読ませていただいていた。原稿が本になると、こうなるのか、再び一気に読ませてもらった。著者の天野紀宜(あまのきよし)さんは、1940年生まれ。22歳の時に岡田茂吉の説く自…

ラスク

ラスクは、「2度焼く」という意味らしいが、硬くなったパンを薄切りして砂糖入りの卵白を塗って、オープンで焼いたもの。あまり物を調理したパンだ。パンやさんの片隅にひっそりとあったのだが、今では焼き菓子として、メインをはるまでになった。たいしたも…

つきたてのお餅

ねずみが、この餅米だけをかじったそうで、ちょっとした話題になったのは、一昨年の暮れのこと。最近、私の周辺ではねずみを見ていないが、食べ物はたくさんあっても、ねずみが安心して食べられるものは少ないのだろう。今年も届いた餅米を友達が、のし餅に…

ピースカフェ句会

憲法改正が浮上して、いまにも改憲するような政治状況となったのは、今から2年前の話だ。このまま、流れにまかせてはおけない!そんな気持ちの人々が集まって、毎月1回のペースで「ピースカフェ」という通信を出し続けてきた。テーマは、平和だ。平和を望…

有機みかん

和歌山有田の宮井農園のみかん。甘くて、ほどよく酸っぱい。夏の草に負けず、雨不足にも耐えて、よくぞ実ってくれました。器量が悪いなんて言われたくないよね。脱いだら、すごいんですから。

黒い人参

土佐の山下農園から届いた人参。レッドスティクと聞いた。新種の人参。山下さんの妻、みどりさん、この人参の色を拒否したが、食べてビックリ。サラダにぴったりで、すっかりお気にいりだ。最初の、これ何?って感じわかる。

たかが大根されど大根

大根料理のフルコースを食べた。生もよし、煮てもよし、漬けてもよし、焼いてもよし。大根自由自在。満腹でも、体にやさしい。鎌倉西口5分、佐助の高級住宅地の中にある「福来鳥」。大きく根を張る大根を素材に料理店を開いたが、本腰を入れたのは、三浦の…

江之浦の蕎麦やさん

年が越せるかどうかわからないのに忘年会のスケジュールは入る。有難いことだ。今日は、ステップという勇気づけ子育てセミナーのお母さんたちとお昼を食べた。一応、忘年会である。場所は、江之浦の「季作久」。相模湾を真正面に臨む展望は、天下一品だ。あ…

子規と虚子

明治の作家、斎藤緑雨が、小田原について「山よし海よし天気よし」と喝破している。簡単明瞭の13文字。さすがだ。 根府川や石切る山の青蜜柑 これは、正岡子規。子規が、根府川に来たんだというだけで、想像が膨らむ。下の道から山を眺めたのだろうか。色…

鶏の臓物

自然養鶏の鶏が、玉子を産むというお仕事を終えて、つぶされるという。玉子も頂いたし、肉も骨も贓物もすべて丸ごといただこうという。というわけで、山形から鶏肉が届いた。お母さんが、子どもに「ここが足でさ、ここが背骨で・・」とか説明している。でも…

[食]おせち料理

そろそろ、おせち料理を注文する時期だ。私は、手づくり派だが、夫は、お金がなくても、おせちを注文したい派だった。食べ物に苦労している世代は、なぜか食べ物に執着する。吉兆の馬鹿高いおせち料理を食べていた皆様、今年はどうなさるのかしらん?まぁ、…

[俳句]鈴木真砂女

今から7年前、キオスクの本棚に見つけた鈴木真砂女の文庫本の句集。新幹線の中で読み終えて、京都で会った先輩の女性に「泣いた」といって差し出したら、そのままその句集は彼女のものになって戻ってこなかった。その後、もう1冊同じ句集を買った記憶があ…

きしめん

津まで出張。朝ごはんを食べていない私が飛び込んだのは名古屋駅構内のきしめん屋さん。シンプルなこれ、500円なり。小麦高騰中。量が減ったような。まあ、食べ過ぎの身には、ちょうどいいが。吉野家のバイトの給料未払い問題をみても、値上げをしなくては、…

[食]静連のジャージャー麺

「静連」は、小田原ミスドの近くの小さな中華料理店。2度ほど食べて、実においしかった。そういう認識はあったのだが、今日のお昼時、ジャージャー麺がむしょうに食べたくて、入る。おひとりさまの席はなくて、相席となった。おひとりさまが3人、息子と娘…

[食]焼き芋

出会い頭の「焼き芋やさん」。まだ、朝の10時だったが、迷いなく1本所望する。400円だった。ダイオキシン問題で世の中が騒然とした頃、焚き火が禁止になった。野焼きなら分かるが、家庭の庭で焚き火ができなくなったって、今でも信じがたい。当時、田…

アップルパイ

アップルパイには、紅玉を使う。紅玉は、小玉で酸味があるのが特徴だ。最近では、あまり栽培されていない。このアップルパイに使われている林檎は、青森の福士農園の自然農法の紅玉だ。毎年、年に1回だけ、食べる。今年は、特においしいように感じたが、そ…

自家製干し柿

小春日和の中、Nさんが渋柿をもぐというので、お手伝いに行く。昨日、ご馳走になったNさんの干し柿に魅了された。粉を吹いた表面の硬い干し柿もいいし、ねっとりとした柔らかい干し柿も好き。しかし、この干し柿は、硬くも柔らかくもない、ちょうどの歯ごた…

オーガニックコットン

世界でも珍しいオーガニックの綿。このフワフワの綿の中に種が入っています。綿の花って、オクラの花に似ているそうです。日本では、綿は栽培されていません。世界でも、綿花の生産高は、年々減少。それでも、世界の農薬使用量の2割を使っているそうです。…

無肥料栽培

「可愛いねぇ」と声をかけたくなる白菜。これ、無肥料栽培の畑でとれたもの。作物は、土の栄養を吸収して成長する。収穫したら、収奪した分を返してあげなくてはならない。引いたら、足す。これが、常識の世界である。しかし、なにも肥料を入れずに収穫した…