[暮らし]がんは怖くないか

newmoonakiko2007-12-28

乳がんの手術をした友人が、ひょこり顔を出してくれた。抗がん剤治療を終えて,2ケ月になるのか。「がんなんかに負けない。よいことはなんでもやる」そういう気迫に満ちていた。まず、よく歩いていた。ニンジンジュースを毎朝飲んでいた。玄米菜食に切り替えた。土いじりが好きで、抗がん剤治療の合間によく畑に行っていた。免疫力が弱まっているので、用心のために土には触れなかったという。その畑で、瞑想した。生ごみをリサイクルした畑には、化学肥料も農薬も入っていない。仲間で作ったEMぼかしのせいか、土がほかほかして、できた野菜もおいしい。抗酸化飲料のEMXも、手術してすぐから飲みはじめた。いつもプラス思考。ニコニコしている。
たまたま、安保徹新潟大学院教授と僧侶である無能唱元師の「免疫学問答」を読んでいたので、彼女の回復ぶりに納得した。安保教授は、手術も抗がん剤放射線治療も、免疫力を奪うとしているが、西洋医学を完全に否定できる人は少ない。西洋医学東洋医学や伝統医学をうまく組み合わせて、病からの脱出を試みる人たちが増えてくるだろう。いいとこどりは、日本人の得意とするところだ。
安保先生は、医学界では異端だというが、自律神経が支配する免疫理論は、私などには、すんなりとわかる。交感神経過剰の私は、イライラするとがんになるよ、と自らに言い聞かせて、生き延びている。
何年か前に安保先生の講演を聞いたことがあるが、朴訥として、なかなか味わいがあった。機会があれば、また伺ってみたい。

写真は、子どもたちに人気の人体絵本。手のこんだしかけで、人間の構造がわかかるようにできている。しかし、臓器と臓器の間、神経系統のしくみ、脳のスナップス、人体のしくみまでは、表現できない。人体とは、神秘。