ラスク

newmoonakiko2007-12-19

ラスクは、「2度焼く」という意味らしいが、硬くなったパンを薄切りして砂糖入りの卵白を塗って、オープンで焼いたもの。あまり物を調理したパンだ。パンやさんの片隅にひっそりとあったのだが、今では焼き菓子として、メインをはるまでになった。たいしたものである。先日の大根料理店でも、大根ラスクがでてきて、驚いた。もっとも、パンの生地に大根を入れたのではなく、砂糖と一緒に刻んだ大根の葉っぱがトッピングされているのだが。見た目にきれいで、甘さを邪魔しないのがよろしい。小麦が値上がりして、パンの価格もアップ。ドンクのフランスパン、2本買うと軽く500円を超える。ラスクも高級品になるかも。しかし、そもそも、寒い土地にしか小麦は採れないのだから、パンは寒い国の方々の主食なのである。日本の小麦では、パンに向かないのも、その証拠である。小田原は、週3回パン給食だが、いずれ予算不足で、お米に切り替わることになるかもしれない。黙っていても、お米中心の食生活に変わることになる。なるようになって、伝統に戻る。そして、たまにはパンやラスクを食べる。