これの原料は？

「一人これを呑めば一家病無く、一家これを呑めば一里病無し」。そうだ、これを飲もう！さて、これはどこに売っているか？答えは、薬局です。このところ、まったくご無沙汰の薬局に行く。「これ買う人少なくなったでしょ」「そう、これを知ってる老人が少なくなったからね」老人予備軍は、子供の頃、これを有無を言わさずに飲まされた。これ、甘ったるくて、決しておいしものではなかったが、神妙に盃をまわしていくと、新年の実感が湧いたものである。我が一家で飲むので、１里（３.９Ｋｍ）四方無病息災のはず・・。
さて、これは漢の華侘という名医が発明したものらしい。数種の薬草を組み合わせた「屠蘇散」（ちなみに１５０円）というものを味醂か清酒に一晩浸す。これが、これ、お屠蘇。ただ、数種の薬草って、何だろう？企業秘密かしらん？

今年も、私の「つぶやき」にお付き合いいただいた皆さま、どうぞ、よい新年をお迎え下さい。無事、年が越せそうです。感謝！