もったいない!

newmoonakiko2008-02-13

餃子事件で、手作りブームとか。冷凍食品が売れなくなるのは理解できるし、ファミレスチェーン店が不況になるのもわかる。しかし、横浜中華街が閑散としているのは過剰反応ではないか。

安いという理由で中国から野菜を輸入して、国内産のオーガニックの野菜さえ規格外だと販売しないという流通も問題だ。取材した農家でも、成り過ぎたキュウリを去年の夏、破棄したと言う。スーパーも生協も、優柔がきかない。1年間通して、決められた量を供給することが至上命令だ。できただけ買取り、できただけ販売するという理想の中間業者はいない。余ったものを買い取り、必要な人に売るというのも。

しかし、もし加工するとすれば、B級品でもいいのだから、なんとしても、国内産に切り替えていかなくては。当然、冷凍食品会社もそう考えると思うが、あるいはもっと安く材料を手に入れる国を探すのだろうか?

過剰生産されたキャベツや大根やかぼちゃが、棄てられるのは、もったいない。写真は、オーガニックのニンジンを油を使わずに乾燥させたもの。生よりも栄養価が高い。ほんの少しの量で、1本分のニンジンが食べられる。調理も簡単だ。都会のひとり暮らしのお年寄りや若者にどうだろうか?ドライトマト、ドライタマネギもある。