菜こんたんの金目茶漬け

newmoonakiko2008-02-09

「人ヨク菜根ヲ咬ミエバ、即チ百事成スベシ」。(最近、よく噛んでないなぁ).

これ、中国の明時代に書かれた随筆「菜根譚」の一説である。食べ物の話だが、人生の話でもある。ちなみに「菜根」とは粗末な食事のことだ。確かに苦しい境遇に耐えたものだけが大事を成し遂げることができる。真理かもしれない。耐えなくてはね。

職安通りの居酒屋「菜こんたん」の前の屋号は、「月天」だったはず。火事を起こして、再建の運びとなった。大事を成し遂げる予兆かもしれない。シェフの伊藤勇作さんとは、以前住まいが隣同士だった。前の料理より今日頂いた料理の方が、私は好きだ。

これは、おすすめの一品。「金目のお茶漬け」。金目が獲れた時だけのメニュー。