愛媛ポンジュース

newmoonakiko2009-03-04

昔、お米やさんに売っていたポンジュース。愛媛のみかん、まじめなジュースですがキャッチコピーで、真面目に飲んでいた。当時(いつかな?)いまみたいにたくさんのジュースはなかったので、本当においしく感じられたものである。米離れと一緒にポンジュースが消えた。時々、スーパーで缶入りを見つけるが、あまり飲みたいとは思わないのはミカンが身近にあるからだろうか?

けれども、今流通しているジュースの国産原料は、たった7%しかないと知ると、ポンジュースのまじめさは、貴重なものだ。視察で訪れた「さいさいきて屋」での土産に若い女性が、このポンジュースを買っていた。彼女は目が高いというべきだろう。テレビで宣伝しているジュースは、水に角砂糖11個クエン酸に香料というものが大半である。今の子どもたちは、学校でこういう清涼飲料水は飲まないようにねと言われている。が、街にはそのようなジュースしか売っていない。大いなる矛盾だ。

小田原では、ミカンやレモン、キウイ、梅などジュースにできる果樹栽培が盛んだ。JAS認定農家も多いとなれば、有機栽培技術も地域にあるということだろう。それも個別商品ではなく、地場産ジュースとしてシリーズ化できたらいいな。そして、このジュース代金には、地場農業応援資金として1本10円でも5円でも、農の担い手の育英資金が含まれるといい。ジュースでなくても、そういう加工品があってもいい。