[食]アケビのおまけ

newmoonakiko2006-09-25

アケビを食べた記憶がないのだが、果物やさんの店先で、ふと目がとまってしまった。なんていう紫色や。果物にしては渋い、渋すぎる。最近、仲良しになったフルーツショップ(果物やさんよりいいかも)のお姉さんが、「昔は、ぱかっと開いたアケビを口に当てて、中の実を食べましたよね」って、もしかしてこのひと、歳より若くみえるのかも。野生のアケビではなくて、これは商品用に栽培したアケビ。1個300円。果肉は炒め物や煮物にしていいんだって。ピンと来ないが、ものめずらしさも手伝って1個だけ買った。千昌夫の歌に「あけみという名で17で・♪」っていうのあったよな、とか思いつつ。
さて、私の本命はアケビではない。この果物やさんでは、熟しきった食べ頃の果物をほとんど叩き売り状態で売ってくれるのだ。どっかにないかなと探していたら、おばさんいやお姉さんが店の奥から出してきたのが、西洋梨のオーロラ。これも渋い色だ。しかも、皮はシワシワでかろうじて原型を留めている。実に好ましい。見ただけでよだれが出る。「どうぞ、食べて」わーい、やったね。
冷蔵庫で1時間ほど冷やして食べて満足。アケビの口も開いて、いよいよ食べ頃だ。果物は腐る寸前が旨い。人間もそうなのかしらん?なんてね。