[食］「みだぐなす」ジュース

ミステリアスな果実続きでいくが、今日は西洋梨・ラ・フランス。このラ・フランス、その名の通り、フランスから明治時代にやってきたそうだが、私の子どもの頃、あったっけ？戦後生まれですけれど。食べたのは、大人になってからのことだ。それも、室温で完熟を待ち、冷やして食べるということを知ったのは、つい最近のことだ。なんだ、初めからそう言ってくれればいいのに。まずくて硬くて、果実界の不審者と思っていたのだが、食べ方を知っている方々が独占していたのね。ところが、最近このラ・フランス好きに会うことが多いのだ。食べ物の話をしていて、最後に実はラ･フランスが好きで・・・ということになる。手がかかるので、本場フランスでは栽培されていないそうだが、本当かな？日本では、山形県が一大産地だ。早く食べたいのだが、収穫は11月だという。そんなに待てない！という声に応えて長井市のレインボープラン虹の駅から、シルバーベル（西洋梨の品種のひとつ）のジュースが届いた。すぐさま、仲間うちで完売。甘いが、後口すっきり、りんごジュースとは一味違う。今年いっぱいが賞味期限とある。倉庫に眠らせておくなんてもったいないと思うのだが、産地の人は飲まないのだろうね。
さて、この西洋梨、見た目がよくないので山形では「みだぐなす」って言うんだって。思わず、ラ・フランス好きの面々の顔を思い浮かべてみた・・・みだぐなすではないよ。
このジュースをお隣さんに差し上げたら、無農薬無添加のブルーベリージャムが返ってきた。物物交換だわね。おいしいものが、ぐるぐる回っている。
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虹の駅　℡・Fax　０２３８−８３−３１７５