有機JASバナナに首ったけ

newmoonakiko2006-09-29

我が家の常備食の有機バナナ。子どもの頃は、高価なせいか、あまり食べた記憶がない。高度成長と反比例して、バナナの価値は急降下。いつでも手に入り、値段も安くなった。味の方も・・。それにポストハーベストという輸入バナナの宿命を知ったら、あまり食指が動かなくなった。まぁ、日本では採れない果実だもの、日本人の体には必要ないのかとも。
ところが、有機バナナを食べたら、その甘みに首ったけになってしまった。写真のバナナはペルー産。化学肥料一切使用せず、農薬や殺菌剤も使われていない。というより、バナナに病原菌や虫が繁殖しないから、農薬も殺菌剤も必要ない。バナナに適した土地、いやその土地だから育つバナナ。地場産とは、論理的にはすべてオーガニックになるものじゃないかなぁ。バナナの栄養は土や空気や水だ。ペルーの人たちの主食なのかな。ネットで見ると5kg3000円。普通のバナナと比べたら高いが、小田原のスーパーではいつも完売状態だ。ペルーの農民に普通のバナナとの価格差がちゃんと還元されているかは不明だが。
有機JASバナナは、輸入時の植物検疫による薬剤散布も燻蒸処理もされないという。有機さまは、特別扱いなのね。