小田原ヤナギヤベーカリーの薄皮アンパン

newmoonakiko2006-09-07

今日は、一日中会議だった。ビルに入った時は陽が高かった。仕事を終えたら、ビルの上に煌々と月が昇っていた。1冊の雑誌が出来上がるまでは、実にさまざまな工程を踏まなくてはいけない。いよいよ、頭で考えていたものを紙面にする。忍耐強く、進まなくてはいけないのだが、締め切りを目前にすると、早く終わりにしたいと思う。いい原稿を書きたいとかいう思いはふッ飛ぶ。
今日のおやつは、小田原のヤナギヤベーカリーの薄皮アンパンにした。10時少し回った頃お店に着いたのだが、すでに9種類のアンパンは一回転していた。できた順に並べられていくアンパンを買う。小ぶりだが、餡はたっぷり。落花生アンパン、桜アンパン、うぐいすアンパン、これからの季節は栗アンパンもおいしい。値段は平均130円で、駅前守屋のアンパンより少し高めだ。高校の購買部で売っていたこのパンやさんのパンに我が家の息子たちはお世話になった。15年前はこんなアンパンは売っていなかった。むしろ、品数も少ないさみしげなパンやさんだったのだ。しかし、しかし・・アンパンで、ヤナギヤベーカリーは復活した!と思う。
ところで、守屋のアンパンを売る超ベテランのおばさんは、いかにも庶民的はおばさんだが、このヤナギヤベーカリーのアンパンを売るおばさんは、近くのお屋敷街に住む良家の奥さんという感じがする。いつも、そんなふうに眺めながら、アンパンを買っている。どうでもいいけどね。