[食]続・天然酵母パン ポタジェララ

newmoonakiko2006-09-17

昨日今日、小田原城址公園で小田原産業祭りとえっさホイ踊りが開催されている。今日は、小田原地域の教室が出店したので、お手伝いに馳参じる。別に売るものはないから、プリントを子どもたちに体験してもらう。お祭りに「読み書き計算」でもないだろうと思うのだが、結構な人気だ。しかし、「k」というエプロンを見て逃げ出す子もいたそうで、そこにいた先生たちは身につまされてしまった。「うちの教室の生徒じゃないかなぁ」
ところで、えっさホイ踊りとは、つまりYOSAKOIサーラン祭りの流れ。YOSAKOIソーランは、1991年当時北大生だった長谷川岳さんという学生が北海道で始めた祭りだと知る。「踊れ!YOSAKOIソーラン祭りの青春」とかいう本が出ているそうだ。小田原でもかなり定着してきて、賑やか華やか。踊るもより、見るもよしだ。
さて、ノルマが終わり、小雨の降る会場をぐるりと回った私が、手にしたもの。それが、天然酵母パン2つ。この2つが売れ残っていたのだ。2こで300円。プレーンなパンだと思っていたのだが、割ってみたらチョコレートが入っていた。これが、もっちりしておいしい。私のために残っていたのね、と感激した。←かなりオーバーと思うでしょ。でも、いっぱいお店が並ぶ中で、目がそこにいったんだからすごい。
アメリカからイーストが入ってきてから、パンは大量生産できるようになった代わり、膨張剤とか漂白剤とか防腐剤とかいろいろな薬品が使われるようになった。Y社の社長は、自分のところのパンを食べないとまことしやかに噂されている。あの白いお皿の白いふわふわパン。日本で栽培される小麦では、パンはうまく作れないといい、日本のほとんどのパンにはアメリカ産小麦粉が使われている。しかし、この間、今治市の行政関係者に聞いた話だが、学校給食は限りなく地場の農産物を使い、小麦も地元で栽培し、アメリカからの輸入小麦はいっさい使っていないという。しかも、おいしいパンが出来て、子どもたちも喜んで食べているという。やればできるんだ。小田原の給食は、全国でも一番パン給食が多い。週1回天然酵母、国産小麦のパンにして、後は全部米飯給食にしたらどうだろう。1度にたくさん作れないなら、パンの日を学校ごとに違えていけばいいんじゃない?ようはやる気だ。

ポタラジェララ 天然酵母パン本舗 ここにも東城百合子さんに学んだすてきな女性がいるらしい。
http://www.potager-rr.com/