ほったらかしレモン

newmoonakiko2008-12-01

「食品と暮らしの安全」(発行人 小若順一)が届いた。食については長年独自の調査を続け、警告を鳴らしていた小若さん率いるグループが推薦する商品を集めたのが通販カタログ「安全すたいる」だ。その表紙が片浦レモンだった。

新登場 無農薬!美味しい!ほったらかしレモン 1kg 送料込み価格 1200円(6〜7個)
ほったらかしレモン たくましく育った美味しさ
相模湾を臨む小田原市根府川の急斜面。雑木林のように見える放置された畑にたくましく生育しているレモンがあります。「ほっからかし」にされていたレモンに、年に2度魚粉肥料を入れ、草を刈り取るだけ。藪の中で苦労して収穫した貴重なレモンです。
と、ある。

私なら、「ほったらかし」とは言えなくて、自然農法とかっこつけてみたりするのではないかと思う。片浦、根府川の段々畑は危機的な状態だという話は聞いたばかりだ。でも、あまり手がかけられないということが幸いして、無農薬レモンの生産地として注目されている。もう少しの辛抱だ、流通を考えていけば、荒地がレモン畑に変わるのではないかと思う。

たまたまだが、市報の学校紹介に地域の農家の指導でミカン栽培をする片浦小学校が出ていた。ミカンやレモンで地域を興す。これは、この地域の長年の願いであり、たくさんの住民ががんばってきた。その方々もご高齢になられている。ここは、行政も市民も一肌脱いでなんとか協力したいものだ。

小田原市民はあまり知らないのだが、こういう取り組みもある。http://begoodcafe.com/main/orange_next

レモンの木のある駅、レモン色のタクシー(根府川には2台のタクシーが走っている)、レモンのアロマ、レモンを食べないレモン好きもいる。