味噌集合

newmoonakiko2008-12-16

左から、我が家の自家製味噌。小田原産の有機米、有機大豆、EM蘇生海塩。次が、滋賀県高島市のマコさんお手製倍麹味噌。EM米、EM大豆、乙姫のお塩(丹後の海塩)。寝かせておいたのは、ボカシ倉庫の専用味噌棚だそう。レインボー味噌は、山形県長井市のレインボー堆肥を使った有機発芽玄米、大豆、沖縄産天日塩。こちらは、味噌醸造工場に委託。本格的蔵出し味噌。いずれも、氏育ちは正しい。

自分で仕込んだ味噌は、思い入れたっぷりで絶対においしいと思っていたが、これはまさに「主観的」味覚。客観的にみたら、newmoon味噌はマコ味噌にもレインボー玄米味噌にも負けた。あちゃぁ。

大豆全体の5パーセントが国内産大豆。その1割が味噌の原料になっている。味噌の大豆は、アメリカ・カナダ・中国産だ。現代の24歳以下の青年たちは、年に1kgしか味噌を食べていないという調査結果がある。ちなみに右の発芽玄米味噌が500gだ。60歳以上は、その3倍は食べているのに。子ども時代に食べなかった味噌は生涯食べないのではないだろうか?年をとれば、日本人の味噌味覚が目覚める?そんなことあるかしらん。味噌文化は、言うまでもなく危機です。

信州一味噌の宮坂醸造(株)では、地元の味噌で味噌クッキーを作る取り組みを展開している。たとえば、newmoon味噌でクッキーをつくるレシピを提供してくれるんだそうだ。その時、半分は信州一味噌を使うというのが、みそといえばミソ。味噌と小麦粉は合わないと硬く信じていたのだが、実物を食べたら、結構いけた。味噌汁でなくても、クッキーででも、パンででも、味噌風味を舌に記憶させることは大事かもしれない。

というわけで、今晩は、24歳の青年のためにふろふき大根でした!