[暮らし]新型インフルエンザ

これ、「インフルエンザ・パンデミック」(新型インフルエンザウイルスがヒトの世界で広範かつ急速に、ヒトからヒトへと感染して広がり世界的に大流行している状態)対策用の高機能マスク。顔への密着度を高めるために鳥のクチバシ型になっている。不織布素材で4層構造になっていてウイルスの捕集効果は、99.7パーセント。

こうしたマスクを作れるメーカーがある国は、イギリス、アメリカ、日本。WHOが、推奨しているマスクは、アメリカ3M製の3M1860と日本の中国投資開発㈱製FSC・F−99Eのふたつだ。ただし、日本のマスクは、中国製。う、両方とも中国製かもしれない。

5年ぐらい前、福島県船引町に行った時の話。朝から晩まで稼動している工場があると聞いたが、それは防毒マスクのメーカーだった。その時は、花粉症対策のマスクをフル回転で製造していたが、今では、インフルエンザ対策用のマスクになっているかもしれない。いずれも、戦時下の技術が生かされていると言えなくもない。

まだ、クチバシ型のマスクは街中で見かけないが、ちょっと感染して軽い症状で免疫をつける、この按配が難しい。でも、できるかも。