メタボの陰謀

newmoonakiko2008-12-06

土佐自然塾の3期生、●さん。4月入塾からなんと2ヶ月で体重が16kgも減ったという。晴耕雨読、規則正しい生活、無農薬野菜たっぷりの食生活、激しい労働。メタボ対策に農作業が1番効果的だ。

ところで、今年4月からスタートした「メタボ検診」。40〜74歳まで5700万人に検診の通知が届いているという。この国家規模のお呼び出しをうけると、お腹のまわりを測って、男性85cm、女性90cm以上、さらに高肥満でかつ高血圧、高血糖、高脂血のうち2つ以上、基準値を超えると、あなたは立派なメタボ(内臓脂肪症候群)「あら、見た目より、お腹のまわりは細いのね」の言われた私。悪かったわね、ほっといてよ。

それはいいのだが、高血圧は180が130まで引き下げられ、コレステロールも150以上が高脂血症だというように設定が低めに変わった。基準が変われば、病人が増えるに決まっている。アメリカの二の舞を踏まないように「未病」のうちに注意するのはかまわない。でも、このメタボ予備軍を病院に送り込んで、薬漬けにする計画ではないだろうね。医療費削減に逆行するのではないかしらん。

菜食にして食べ過ぎず、運動をすれば、メタボなんかこわくない。スマートになって10歳は若返った●さんも、もちろん、来年就農する。そういえば、メタボの百姓にあったことがない・・・かな?