食べ過ぎる〜

newmoonakiko2007-10-27

山形の新米に切り替わって2日目。昔より、新米に対する思い入れが少なくなっているのも、飽食の時代にはしかたのないこともかもしれない。が、やはり、ご飯が一番としみじみと思う。昨日お昼に食べた399円のお弁当でさえ、新米の表示があって、「ほうほう、新米かい」という感じで食べた。お米JA買い上げ価格は100g25円だそうだ。米農家は、もちろん赤字経営だ。ことに今年は、天候不順もあって「いもち病」が発生し、収量が減少したという。農林水産省の発表では、作柄指数105だそうだが。ことに特別栽培(減農薬減化学肥料)の田んぼが、病気にやられたそうで、「農薬をつかわなくちゃだめだ」というご指導が入っているという。「いもち病」に対する殺菌剤を多量に使用すると、耐性菌ができて、ますます病気は蔓延する。窒素過多もこの病気の一因ともいわれている。化学肥料の大量の投入も問題だ。要は、虫もつかない元気な稲にすればいいんだ!と素人は思うんだが、どうだろうか?こちらの農業に転じる農家を支援したいというのが、国民の意思だと思う。冷夏の年、自然農法で育てている稲は、お日様がでたわずかな時間に合わせて一斉に花を咲かせたという話を聞いた。薬漬けの作物は、自然と感応することができない。ましてや、不自然な農業で環境保護はできない。
このお米は、農薬化学肥料なし。100g50円だが、「こんなに安くていいいの」と主婦たちに喜んで受け入れられている。