小田原の有機農業

newmoonakiko2007-10-06

小田原には自給と市民交流との2本柱をかかげる「あしがら農の会」がある。私は、なみなみならぬ関心をいつも持ち続けてきた。おもしろそうだな。いつか、参加したい。その会と私も一員である地域のフリーペパーを発行する「ピース・カフェ」共催で「有機農法推進法シンポジウム」を開催した。メイン講演は、この法律の立役者ツルネン・マルティさん。報告は、農業法人「ジョイファーム」長谷川代表。農業法人「報徳農場」の田島会長。NPO法人「MOA小田原産地支部」代表石綿さんにNPO法人「あしがら農の会」相原代表。コーディネーターは、小田原在住の日本有機農業研究会・久保田裕子さん。狭い会場だったが、満員だった。次の農業は、なんのかんの言っても有機農業しかない。ほんの少数派であるかもしれないが、実はあなた方の出番なのだ。地元の有機農業に関心を持つ人は、1割にも満たないかもしれないが、その背後に潜在的な消費者はたくさんいると思う。小田原の人口20万人。日本全国を相手にするのではなく、この地域に住む人たちのための食を養うことで、暮らしを成りたたせる農業はできないか。農的なくらしを愛し、農業を生業とする人々の話を聞いて、なんだか、できそうな気がしてきた。明日は、「農の会」の田んぼの稲刈りをする。