秋深し隣は何を・・

newmoonakiko2007-10-19

小田原俳句協会報が送られてきた。西湘地域には、俳句の結社が30ぐらいあるようだ。じっくり、読むとなかなか興味深い。

神奈川県笛まつり県知事賞なる1句 
座れやと花野の石に呼ばれけり(芹沢徳光)
この景の大きさ。さすがだ。
賢治の詩そらんじている案山子かな(小瀬村信子)
小田原市民文化祭参加俳句大会特選句。あしがら地域の田んぼでも、たくさんの案山子が見られた。みんな賢治の詩を暗誦していると思うと愉快だ。

さて、私の句
こぼれても拾わぬ恋や鳳仙花
女ありて源氏千年星月夜
柔らかき女にもなり萩の寺

1句目は、雄介選とある。大石雄介先生という方なのであろう。拾っていただいて感謝です。俳句に思想性があるかないかは問題ではないのだが、ちょっとね、この方向でいくと、どうなっちゃうのよって感じもしなくもない。


甘夏ママレードは、板橋ボンジュールの女主人順子さん手作りのもの。紅茶に入れてロシアンティを楽しむ。これは、絶対おすすめです。