農業と女性

newmoonakiko2007-10-21

昨夜のNHK食の特集を興味深く見た。あの番組は、生だったのかな?司会者は、農業保護へ誘導していたような感じがしたので、たぶん国の農政が変わる世論を作りたいという意図があったのだろう。今日の新聞を読むと自民が農政改革を見直しすることになったようだ。私は、この流れは歓迎だけれど。
農業に対する都会と農村の対立は、「経済」という観点からではなく、「食」「健康」自然環境」といったキーワードなら共通した認識が生まれるだろう。あえて、それをさせなかったのは、経済通産省経団連の責任なのかな?そちらばかり向いていたマスコミも。
それより、私が一番興味を抱いたのは、都会で働く女性たちの発言だ。まず、消費者、消費者というが、我々は、ただ消費しているばかりではない。我々も生産に参加する労働者なんだ。ということか。そんな過激な発言はしなかったが。米を中心にした和食をというなら、食事を作る時間を与えて欲しいということなのだが、経団連のおじさま方には聞こえたかしらん。まさか、専業主婦になれと言うのではないだろうね。男女共に働き方を変えるー農業問題と労働問題(ジェンダー問題といってもよい)は裏表の関係にあることを明らかにしてくれて面白かった。人間性を否定してまでの経済成長とか経済発展を誰が望みますか。これは、犬の遠ぼえ。ワンワン。じゃなくて、キャンキャンか。

みかんがいよいよ出回っている。JA買取り価格は、1kg100円だそう。お米も赤字だが、みかんも赤字だ。みかんは、小田原は全国でも1番オーナー制度を取り入れた農園が多い。早生みかん、レモン、ゆずもある。今は、ハウスだけれどね。

http://www.enjoy-owner.com/1.mikan.html