[食]家庭菜園

明日にでも、友人から借り受ける菜園を見に行かなくてはならない。トマトでもキュウリでもまだ大丈夫だよと言っていたが。私は、そういったものには興味がない。3分ほど歩けば、トマトでもキュウリでも、朝採りの新鮮な野菜がすごく安い値段で買えるのだから。というよりも、まず土づくりだ。そのためには、どうも豆科の植物がいいらしい。まずは、大豆を植えよう!同じ豆科の落花生はどうだろう?自分で育てた豆をつまみにビールを飲む。うん、そうしよう。

青森のリンゴ農家・木村秋則さんの2冊の本。1冊は、石川拓治著の「奇跡のリンゴ」。もう1冊は、木村さん自身が書き下ろした「リンゴが教えてくれたこと」。後者の方が、10倍面白いのは、本人しかわからない微妙ないいまわしに主観を超えた真実が見えてくるところかもしれない。石川氏は、文明の否定、引き算の思想をモチーフにして木村像を描いているのだが、そこまで言われると、もっとも大切な「土」への視点の喪失の歴史から書いて欲しいと思うではないか。

ということで、どうなるかわからないけれども、大豆を植えます。