[食]有機JAS認定メロン

味見と称して、毎日のようにスイカやメロンを食べている。しかも、有機農法のスイカやメロンだ。恐れ多くも、糖度計より確かになってきたあたしの舌!
異物を感じるあたしの細胞、なんてね。

メロンは果肉の色によって「赤肉系」、「青肉系」、「白肉系」に分けられる。赤肉の代表は夕張メロンや写真のルピアレッド。青肉ではアールスメロンやアンデスメロン。白肉にはホームランメロンなどが有名だ。

メロンは常温で追熟させるのだが、買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れてしまうので、おいしさが落ちてしまう。食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やしましょうと書いてあるんだけどね。

メロンに含まれるカリウムの量は果物の中でもトップ、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防効果があるんだそう。カリウムには水分バランスの調節をする働きがあり、利尿作用やむくみ解消にも効果的だ。ことに赤肉メロンはβカロテンの含有量がずば抜けて多く、老化を防止する抗酸化作用やがん予防にもなるそう。なるほど、お見舞いには最高のお品なのですね。それにつけても、夏には夏の果実。実に自然は人間に必要なものを作り出してくれる。

父親が入院したときにお相伴したメロンは、食べると舌がひりひりして、かゆみがでたのだが、あのメロンは見舞いの品としていかがなものであったろうか。桐の箱に入っていたけど。今日食べたメロンは、北海道新篠津村の早川仁史さんのルピアネット。1個3,000円。早川さんいわく、「無農薬がいい、無農薬でつくれといって、誰も買わないんじゃ話が違うだろう」と言っている。確かに・「体によいことはわかるけど、高いから買わないわ」じゃ消費者の身勝手といわれてもしょうがない。

ネットで検索するとまだ売り切れていないようだ。甘いけどさっぱりしている。