三崎のマグロ




昔の賑わいが残るまぐろ料理三崎館
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写真は三浦半島沖にある三崎港。この港に世界各地から本マグロからミナミマグロまでバラエティに富んだマグロが集まる。というか、とりまくったマグロが集まる。日本の高度成長と正比例してマグロの消費量はウナギのぼり。今では、韓国、中国に抜かれつつあるのは、両国の経済発展著しいためである。両国だけではなく、世界中でマグロの需要が高まっているため、マグロの値段は高騰している。

人間、手の中に入るぐらいの魚を食べればそれでよいというのに世界中のマグロを食べ尽くそうという日本人の胃袋は異常だった。おかげでマグロは絶滅の危機にあって、2割は保護しなくてはならなくなった。三崎のマグロも水揚げ量が減り、市場もさみしくなっていたが、今回訪ねてみると、形を整えて魚市場らしくなっていた。毎日マグロが食卓にあがるようなバブルを経て、ようやく目刺が愛おしくなる。が、マグロが消えれば、いわしも消える。