おめでとう

広報小田原11月号は、私が読んでもいいなと思わせるものだったが、それが神奈川県の広報誌コンクールで最優秀賞を受賞した。「企画・内容、編集技術、文章表現と三拍子そろった出来栄え。特に要所に添えた写真が鮮明で効果的だ。裏表紙のスケッチも目を楽しませる。「地域資源と人」を取り上げるなど、事前の企画や取材に相当な時間を掛けているように感じられる。地元に店をオープンする有名パティシエと市長の対談はタイムリーな企画。読者に読んでみたいと思わせるのではないか」と講評されているそうだが、なにはともあれ担当の広報広聴課のモチベーションはあがったことだろう。

チェンジを掲げた加藤市長と行政職員は、まさに1対全職員。4万何千の市民の信託とはいえ、「この市長なに言ってるの?」という状況もなきにしもあらずだったのではないかと思う。が、ともかく市民自身が街を動かすというしくみづくりは進んでいる。これが動き始めたら、市民がその果実を手にするのも時間の問題だろう。11月号は、そんな兆しの見える広報だった。

見てね。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public/detail.php?id=11047