[健康]歩くと幸運が舞い込む?

newmoonakiko2006-02-28

今日は、雨。それも霙まじりで、底冷えがする。梅の花も、くしゃみをしていることだろう。
毎日歩くことを心がけている私。寒い日は全然問題ないのだけれど雨の日は・・・。歩いて、1日が終わらないと、物足りないのに。
夫が亡くなって、1年は憔悴のあまり痩せた。というか、亡くなったその日からお葬式が終わる日まで、いっきに3Kgは痩せた。喪服の帯が何重にも巻けて、着付けをしてくれた美容師の知人が、「こんなに痩せちゃって」と泣いてくれた。標準体重を軽くオーバーする体格であった私なのにだ。今思えば、こうした状況で、3kg太った妻もいないだろう。至極まっとうな身体の反応だったわけだ。
ところが、生命力というのはおかしなもので、食べないと死んじゃうとなれば、猛然と食欲がわくものかもしれない。あっという間に体重は元に戻った。が、心の方はおいてきぼりをくらったようになかなかエネルギーが湧き出てこない。
そうだ、歩こう。歩くしかない。小田原は歩くにはことかかないロケーションのところばかりだ。
国道1号線をまっすぐ歩けば、箱根に至り、さらに箱根山を越えれば、芦ノ湖にたどり着く。まあぁ、そんなことは無謀だけれど。箱根湯本までは、本当に何度となく歩いた。石垣山を夢遊病者のように歩き、友人からの携帯電話で我に返ったこともある。
その頃、私の歩く後姿を見ていた整体師の若い友人が、「右と左の肩の位置がづれている。そんな格好で歩いても意味ないよ」その一言で、骨盤のゆがみを正して歩くというワンランク上の歩きを目指すようになった。そうするうちに歩くと自分の体調がかなりはっきり自覚でき、変と思えば、隣組の整体yuriちゃんに駆け込むようになった。不調の原因を彼女は、軽く「喰いすぎ、喰いすぎ」と言う。yuriちゃんは、名医かもしれない。
過食せず、正しい姿勢で歩く。歩けばいいことがあると信じて歩く。お金もかからず、私には最高のダイエットだ。明日から3月。歩くにはよい季節になる。雨は適当にしてね。