子どもはみんなアーティスト

newmoonakiko2006-03-05

やらなくてはいけないことが、山積みである。夜中に原稿を書いてわかったのだが、うさぎは夜行性なのね。狭いゲージを飛び跳ねている。狭過ぎて気の毒だ。しかし、しなやかな体。月まで行けそう。なんて眺めていたら、仕事が終わらない。子どもの頃は、勉強しているふりをして、よく絵を書いていた。今、仕事につまるとパソコンをいじっている。いつから、絵を書かなくなったのか。広告の裏紙を見つけては、いつもいつも絵を描いていたのに。もっとも、洋服のデザイン画のようなもので、芸術的なひらめきなどには遠かった。
しかし、何枚も何枚も飽きずに書いていたので、母親は「ひょっとして」と思ったそうだ。
そう、子どもはみんな絵を書くことが好き。白い紙を用意しておくと読み書き計算の合間に子どもたちは絵を描いている。ことに毎月1回のカレンダーづくりは人気だ。なかには絵を書くことが嫌いという子もいるが、こういう子は少し心配になる。象形文字というように人は形を絵にすることから、文字を獲得してきた。まず、点から丸にそして線に形に。描くという行為にも順番があるのだ。文字を書く前に絵の世界を十分楽しむことが大事だと思う。それに子どもの絵を見ていると、なにを描くかどう描くかという前に描きたいというエネルギーが感じられる。写真は、1年生の男の子が車の中の家族を描いた作品の一部。生き生きした10個の瞳。こういう丸は、私には描けない。