ペットも病んでいる

newmoonakiko2006-12-07

13,068千頭の犬。12,097千匹の猫。2005年・ペットフード工業会調べの日本で飼われている犬猫の数だ。犬は、4軒に1軒の割合で飼われている計算になるという。ペットも人間に飼われている限り、人間社会のありかたに影響を受ける。たとえば、彼らのエサの国内自給率は、44パーセント。飼い主と同じく高齢化。運動不足で肥満傾向。アトピー、ガン、糖尿病の罹患率が高く、終末医療が問題に。影響どころか、人間社会と合わせ鏡。まったく、同じだ。いつも腹ペコの野良犬(最近、見ないけれど)や野良猫の方が幸福かもしれない。
今日は、代替療法を行う獣医の塩谷圭子さんに会った。塩谷さんは、2人のお子さんがアトピーだったことから、現代の食のあり方や西洋医学に疑問を持ち、生命を支える微生物の存在を意識したホリスティク療養をすすめている数少ない一人。獣医学での東洋医学会の会員は、まだ50人足らずとか。針、灸、メデカルアロマ、ホメオパシーサプリメントなど、幅広い分野が含まれているという。塩谷さんは、EMを積極的に使った代替医療を行っている。「傷に薬を塗ると、犬はそれをなめるでしょ。EMなら、なめても大丈夫だから安心」と飼い主から喜ばれている。確かに。人間は塗り薬をなめないけれど、動物はなめちゃう。しかし、動物は傷をなめて治すんじゃなかったっけ。

塩谷さんは、訪問診療専門医。
http://www.geocities.jp/amt_pet/index.html