[食]八百屋さんの店先を拝借!

newmoonakiko2006-12-06

今日、わが町の八百屋さんが、私が推薦する野菜畑の現地視察に行くという。早い話、自分たちだけが、あるいは、私だけが、安心して食べられる野菜を取り寄せれば、それですむのだが、そうであってよいのか、と思うところがある。板橋の「大均青果店」の大木さん。過去、オーガニック野菜を販売して大失敗したことがあったそうで、この話にも、すぐには乗ってこなかった。でも、このままだと、もしかして・・・と暗い予感がしたわけだ。なにせ、店にはしなびた野菜しかないのだから。スーパーに完全に負けている。息子たちは、ここでニンジンやら大根らやのお使いに行き、あばあさんにおまけにミカン1つもらっていたっけ。しかし、よくよく話してみると、この八百屋さんは、箱根に引き売りに行き、地域の保育園へ納入し、歩いて買い物のできない高台の住宅に配達しているという。なら、潰れることはない。ただ、店先がさみしいだけだったのだ。
そこで、ムクムクとチャレンジ精神がわいて、ここに私が取り寄せてみんなに分けている野菜を店先に置いてもらおうと思ってしまった。勿論、割高にはなるだろうが、物を動かす時には必ずコストが発生するのだから、割り切るしかない。そうやって、経済が回ると思えばいい。私が八百屋をやれないのだから。まずは、神奈川県横須賀市長井の長井有機農法研究会など、神奈川県内の野菜、山形県長井市レインボープラン「虹の駅」の野菜からスタートだ。みな、顔の見える野菜。小田原の野菜も置いて欲しいが、この辺りは、JAでも直販所でも売っているので、必要があるのかないのか、わからない。いつどういう野菜が入荷されるか不明だが、とりあえず、「やおやさんへ行こう!」というチラシを作る予定だ。ご近所の皆さん、小田原のレストランの方々、ここでまもなく有機野菜が買えます!
ちなみに下田豆腐店と大木さんはご親戚関係。下田の奥さんも、陰ながらこの計画を後押し中。ついでに店先をきれいにおしゃれにしたい。誰がそれをするかが問題だ。私か・・?
写真は、今日、我が家に届いた愛知県愛西市の中野秀昭さんの泥つきレンコン。三重であった中野さんは、レンコン堀りの宿命か、腰痛に悩んでいた。でも、息子さんが農業を継いでくれることなったそうで、遠くにその息子さんを見つけて、「あれ、あれ、おれの息子」と指差して教えてくれた。よかったね、中野さん。これは、八百屋に売りにいかないで、自分たちで食べる。なんか変?
自然農法産レンコンの話は、こちら
http://d.hatena.ne.jp/newmoonakiko/20060221