[暮らし]小田原の台所事情を学ぶ

newmoonakiko2007-03-28

タイのことは、まだまだ書きたいが少し休憩。今日も目が回るほどの忙しさだったが、2足の草鞋を履いているのだから、いたしかたない。夜は、安野裕子議員(無所属)と一緒に小田原の財政問題についての勉強会だ。4年前は、まだ奥様奥様していた安野議員も、今や口角泡を飛ばして持論を語る立派な女性議員だ。議員として一番大事なことは、市民の税金をどう使われるかのチェツクだとして、昨年今年市が提出した予算を否決。小田原の議会は、市の予算案を1度も否決および修正したことがなく、否決するのはいつも共産党のみ。昨年は、勇気ある議員として評判をよんだ。今年は、神奈川ネットの檜山智子議員も否決にまわった。問題は、多額の借金をして中途半端な箱物を作る、その発想だと思う。タイではないが、足るを知る、身の丈にあった予算配分を考えなくては、この先やっていけない。何人かの女性たちが集まって、安野議員と一緒に市の財政について学んだが、なんと市民一人当たりの負債は、約68万5千円もある。これ以上、借金してはいけない赤信号だという。なにか、身につまされる。
市議会選挙も近い。議員は、これをやったあれをやったではなく、4年間の市の財政事情と現状を説明する責任があるのではないか。あれもやります、これもやりますではなくて、市民と一緒に真摯に考えていこうとする議員にとっては、選挙はまたとない学習の場だと思う。今回の選挙は、定員28人に立候補者34人。新人が8人も起つ。時代遅れの地縁血縁選挙にさよならして、本当の意味での市民の代表者を選びたいものだ。