市会議員選挙終わる

newmoonakiko2007-04-23

小田原市会議員に立候補していた5人の女性候補者は全員当選。これで、定員28人中の5人だから、2割弱か。まだまだ半数には遠い。最年少の佐々木ナオミさんは、神奈川ネットから立候補した37歳。最年少。子育て真っ最中だ。女性議員の場合、子育てが終わってから立候補というケースが多いが、最も現実の問題を抱えているのはこの世代だ。パートナーの理解もあるというし、おおいに教育の問題、福祉の問題に力を尽くして欲しい。30代の女性たちが、選挙に関心を持ったということも素晴らしいことだ。佐々木さんに続く女性が増えるといいな。神奈川ネットの代表者でもあるひやま智子さん。ネットから2人の候補者を出すというのは、自分の票をも減らす可能性もある。そんなリスクを抱えていながら、常に前進前進していったのには感服する。おめでとう!共産党の田中利恵子さんは、よくは存じ上げないが、城下町ホールの署名運動など、きっちりした演説はさすがだった。植田理都子さんも新人。小田原市役所の職員を辞めた後、今回立候補。助役かとも噂されるほど有能な職員だったらしい。役所の裏も表も知る議員さんの誕生である。ただ、城下町ホールについては、なにも問題がないとアンケートで回答されていた。行政の元プロが、こんなに大きな問題になっているホールについて市民の声を聞こうとしたら、行政と市民の最善のパイプ役になれる、と思う。これからでも、なって欲しい。
さて、友人安野ゆう子さん。2002票で当選。前回は、日にちが変わっても当確が出ず、安野宅につめていた私たちは、はらはらどきどきして、最後は神だのみだった。4年間、本当にまじめによく頑張って働いてくれたと思う。これで落選させたら、小田原の恥とは思っていたのであるが、支持者の大方は主婦。組織票などないのだから、ひとりひとりに誠意をもってお願いするしかなかった。安野さんが、前回を振り返って、「当確がでるまでの長い時間、支持してくれる方々の気持ちを思うと申し訳ないという思いでいっぱい・・」という意味のことを書いているのを知って、今回は家で朗報を待つことにした。ところが、ところが、待てど暮らせど連絡が入らない。こんなんだったら、事務所で待ってた方がよかったと思っていたところに「当選したよ」の友人の電話。安野さんは、子育てが終わり、介護も終えて、これから仕事盛りだ。がんばって!
男女の役割分担の時代は終わり、男女共に子育て、介護、教育などを考えて暮らしていかなくてはならない。男性も、女性の力を借りなければ生きていけない?というせっぱつまった状況になっているのではないかと思う。「おまかせ下さい」と言いたい。

小田原市の隣り、平塚市は女性市長2期目に入る。