パワーハラスメント

newmoonakiko2007-05-09

これが、パワーハラスメントだということは、同僚が「うつ病」になって気がついた。そうか、理不尽な攻撃と度が過ぎた非難は、自分の無能のせいだとばかり思っていた。でも、これは異常な言葉の暴力だったのだ。私は、息子たちと知人に仕事上の上司から送られてくるメールを思い余って読み解いてもらった。そして、激しいものいいの中に相手の求める答えのヒントがあることに気づく。相手は、こういうことを要求しているのだと適切なアドバイスを受けた。これは仕事なのだ。やるだけやって、その後は私の問題ではなく、相手の評価の問題なのだ。私の人格には関係ない。そう腹をくくった後に相手の出方が変わった。
これも修行だという人もいたが、「うつ病」になるような修行は正しいものではない。私より、まじめで優しい同僚が痛ましい。しかし、早く妻が気がついてくれてよかった。私がなんとか、病気にもならず、パワーハラスメントを回避できたのは、後は野となれ山となれの心境で居直ったからに過ぎない。会社に縛られている男性には難しいだろうが。
さて、相手を赦せるか。それは正しい修行となるのか。知人は言う。まだまだ油断しないように。

(今日の俳句)
さえずりや天空の森広がれり
夏浅し生命線をなぞりみる


手作りの苺大福。上新粉が手につくところが苦労だそう。