[食]カメムシくん

newmoonakiko2007-08-05

高温多湿の日が続くと、稲を食べるカメムシが発生するという。山形から直送してもらっているお米には、たまに2〜3粒黒い斑点があるお米が混ざっていることがある。それは、カメムシが食べた後。そのぐらい虫に食べさせてやってもいいじゃない?といわれると、そんなものだと素直に思う。農薬を使っていない証拠だともいえるからか、文句をいう人はいない。
米は、生産者が出荷するときに検査機関によって等級分けされている。1等米は着色粒の割合が0.1パーセント以下(1000粒のうち1粒)2等米は、0.3パーセント以下3等米は、0・7パーセント以下それ以外は規格外になるんだそうだ。1等米の売値は2等米に比べ、60キロあたり1000円程度高くなる。この等級制度を廃止すれば、農薬は必ず減らせると、市民団体「反農薬東京グループ」など約70団体が、等級廃止を農水産省に要望している。稲の段階で、着色粒があっても、色彩選別機というので、精米時では、ほぼ除去されるという。カメムシが食べた後があっても、人間の健康には別段害がない。さて、お金の問題もあるが、農家が稲をカメムシにばりばり食われるのを座して無視できるか、これも問題だ。かたや農薬を奨励され、使い過ぎれば法で罰せられる。環境保護団体からは追及される。晴耕雨読。農は楽しそうだが、農業は割りにあわないかも。

1Kg1180円の有機JAS米。最近、見たお米の中で最高値。家でお米を保存しておくという習慣がなくなった。