靴供養

newmoonakiko2008-01-03

衣食住、食については多少のこだわりがあるが、衣住については、あまりこだわらない。けれども、靴だけは、これ!というメーカーがあって、どんなに形がよくても、どんなに安くても、どんな誘惑にも負けない。ところが、履きまわしている3足の1足が完全にだめになった。防水つきのブーツタイプなので、晴れた日も雨の日も、舗装道路も野菜畑も、いつでもどこにでも履いていった。本当に疲れただろう。ありがとう!
今日、店じまい閉店セールの靴屋で、それとまるっきり同じ靴を発見。ところが、このメーカーだけ、割引しないというのだ。すべてセールというのは、嘘〜と、店主に迫る私。年初めから値引き交渉とは、と思いつつ、この靴があれば、今年も怖いものはない。このメーカーだけは、値引きできないとかいいつつ、結局5%引いてくれることに。まぁ、いいか。これは、必要経費だ。
ところで、「穴あいちゃったから棄てないと」と言ったら、「いつか使うかもしれないから取っときなよ」と言ったのは、某参議院議員の妻だ。私は、この擦り切れた靴がいつ役立つかと思いながら、大好きな彼女の言葉に素直に従っていた。が、新しい相棒がきたら居心地は悪いかもしれない。「靴供養」があるのかと調べたら、9月2日(クツと読むのだろう)某靴メーカーが因果の靴を集めて、お寺の住職が供養するという。
ちなみに私の足に合う靴のメーカーは、「D'ICI」。店主いわく、「女の人ってこれって決めたら頑固に変えないんだよね」って。足に合うのではなくて、単純悪女の深情けかもね。

いいかげんにしてくれ、と言っているような靴です。