[食]牛に学ぶ

newmoonakiko2009-01-06

牛といえば、牛乳、粉ミルク、牛肉等々、中毒、病気、偽装、いいことはなかった。しかし、よくよく考えてみれば、牛には何の罪はない。おっぱいから、肉、皮まで、己を犠牲にして、これほど人間に尽くしてくれる動物もいない。人生を見通しているような聡明な瞳。威風堂々たる姿は自信にあふれているではないか。思わず拝みたくなる。

干支にしても、本当は牛が一番なのにお人よしにもしっぽに鼠をつかまらせるなんて。犠牲をいとわず、愚痴を言わず、たいしたものだ。牛の生き方はまさしく平和的なのに人間はあくまで抗戦的だ。最近では、牛乳はよほどの時しか飲まず、牛肉はハレの日にしか食べない。そういえば、牛革のバックも最近使ってない。

広い牧場でのびのび暮らせる日がくるといいね。