[食]オリーブの木

newmoonakiko2009-01-05

パレスチナに行こうよ」と唐突なお誘いは去年の秋の話。フランスのパリでカフェするのが、私のささやかな夢なのになんでパレスチナかと思ったのだが、こうなってみるとなかなか意味のある一言だったのかもしれない。国際有機農業映画祭で上映した「オリーブの木」。パレスチナの農村復興NGO・PARCのメンバーが会場で話してくれたことは印象深い。地雷が埋まった農園でオリーブを育て、オリーブオイルを作り、自分たちで販売していく。その作業が世界のオルタナティブな関係を支持する人たちに受け入れられてきた、と希望を述べていたのだ。

それから2ヶ月後、6ヶ月の停戦が終わったと同時にイスラエルによるガザへの地上侵攻が始まったのだ。空爆による死亡者は、民間人もたくさん含まれている。大切に育てられたオリーブの木はどうなるんだろう?逃げ惑う農民の声が聞こえるようではないか。

最新の映像
http://www.webdice.jp/dice/detail/1195/


中東地域の紛争の原因をすべて理解できるほどの知識を私は持ち合わせていないが、イスラエルが人種差別主義、植民地主義を崩していないのは明白なようだ。アメリカ、イギリスがイスラエルの攻撃を黙認したのはなぜだろうか?

当然「パレスチナには行けない」。日本でできることはネットでの抗議署名とJVC(日本国際ボランティアセンター)が緊急医療支援のカンパがある。
    http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/palestine/200812gaza.html


パレスチナから世界の人々への呼びかけはイスラエル製品とイスラエル支援企業の製品のボイコットがある。イスラエル支援企業は、スターバックスネスレ、コカコーラ、マクドナルド、ディズニー、ダノン、ジョンソン&ジョソンなど。日本人にとっては、魅力的なものばかりだ。詳しくは下記のサイトを。

  ・BOYCOTT ISRAEL CAMPAIGN 
    http://www.inminds.co.uk/
  ・COMPANIES TO BOYCOTT
    http://www.inminds.co.uk/boycott-israel.php#companies
  ・パレスチナ情報センター:イスラエル支援企業
    http://palestine-heiwa.org/choice/list.html