議会改革

小田原の議会では、議員が議案に対してどう判断したかは非公開になっている。民主主義は数の論理だからといって、数だけわかればいいわけではない。どの議員がどの議案に対して賛成し、どの議案に対して反対したかは、選挙民にとっては重大な問題なはずだ。このことに疑問をもった市民団体「麦の会」が3200余名の署名を添えて議会事務局に陳情書を提出した。審議する常任委員会はまだ未定だが、3月18、19日に開催される常任委員会で審議されて、25日の本会議で採択されるかどうか注目される。

なお、「麦の会」の事前に行った議員へのアンケートでは、賛成と態度表明保留が半々だか、俵鋼太郎議員だけが反対を表明している。俵議員は、小田原市では唯一の民主党所属の市会議員である。国政は、自民か民主かで動いている。俵議員には反対理由がきちんとあるのだろうが、議会改革にはあまり前向きではないと評価されてもいたしかたない。今日の定額給付金についてもネットの檜山議員と共産党の関野議員には、きちんとした態度表明があったが、一番にあるべきの俵議員にはなかった。これで、民主党は17区衆議院選挙を戦えるのかしらん?と心配になる。お蔭様で国民は覚醒し始めた。地方議員が惰眠をむさぼっていてどうする。